国公立大学には縁のない子供ばかりいる檸檬(@mamalemonbomb)です。
次男は浪人生だし、ほんとコスパ悪いったら…。
国公立大学を受験できる優秀なお子様がいるご家庭をいつも羨ましく思っていましたが、唯一私立大学専願で良かったと思うことがあります。
それは入学金が捨て金にならないで済むことです!
捨て金とは読んで字のごとく、行かない大学に払った入学金が返ってこなくて結果捨てたと同じになることです。
私立大学の入学金は大体25万円前後もしますもんね。
金額自体は我慢するしかありませんが、捨て金になるなんてこんな悔しいことはありません!
なんとかしてこれを回避する裏技的な方法はないのでしょうか?
(全然関係ない身なのに)全力で調べてみましたが私の知る限りでは見つけられず…。
それどころか私立大学でも捨て金が必要なケースが結構多いことに気づいてしまいました!
是非知っておいてもらいたいので最後までお付き合いくださいませ~
目次
入学金は返還されないが授業料は返してもらえる
大学における入学金と授業料の意味合いの違い
大学の授業料とは、授業や施設の利用に対する対価と考えられています。
かたや入学金は、「入学できる地位を取得するための対価」となります。
そのため結局入学を辞退することになっても、一度支払った入学金は基本的に返還は認められていません。
大学側は入学金を受け取れば、新入生として受け入れるための事務手続きも開始するでしょうからあきらめざるを得ないところです…。
逆に入学を辞退すれば授業も受けず施設も利用しないため、授業料の部分はちゃんと返還されます。
入学辞退届等、手続き書類の提出は忘れないようにしてくださいね。
捨て金を発生させる国公立大学のスケジュール
今年のセンター試験は1/18・19に行われました。
国公立大学の足切りとして利用されたり、滑り止めの私立大学を確保したり重要な試験です。
この結果を踏まえて二次試験に臨むのが2月下旬。(前期日程)
合格発表は3月上旬なのですが、この時期私立大学の入学手続きはもうほとんど終わってしまっているのです…。
ちなみに中期日程・後期日程の合格発表は下旬です。
(中期日程は公立大学のみ)
私立大学の入学手続きは遅くても2月末
我が家は今年で3回目の大学受験に挑んでいる最中です。
いろいろな私立大学の募集要項を読みましたが、早いところだと2月上旬にはもう合格発表です。
合格発表からの入学手続き期間は1週間~くらいの大学が多く、前期日程の場合2月末までにはどこも締切を迎えてしまいます。
いくら国公立大学が第一希望でも合格するとは限りません。
残念ですが不合格の場合に行くところがなくなるのを防ぐには捨て金を発生させるしかありません。
不合格で滑り止めに進学することになれば捨て金は活きたお金になりますが気持ちは複雑ですね(笑)
捨て金回避するには国公立大学のみ受験する
場合によっては浪人覚悟?国公立一本勝負
「行きたい大学しか受けない!」
これは主に男子がよく使うセリフで、うちの次男の口癖でもありますが(笑)
親だって「国公立大学しか行かせられない」とかあると思うんですよね。
私も当初はこう考えていたんですけど…。
(まあ我が家の場合はおいといて)でも志の高いお子さんで、何が何でも国公立に合格するという熱意があればやってやれないことはないはずですよね。
国公立といっても場所や学部によって偏差値は違いますし、5教科以下で受験できるところもあるのです。
前期がダメでも後期もありますし、国公立大学に絞ってがむしゃらに勉強するというのもいいのではないでしょうか。
余談ですが国公立大学に合格させるために高額な塾や予備校に通わせるのは、それはそれで費用がかかるので本末転倒な気がしてなりません。
まあ大多数の子が通っているのだとは思いますが、映像授業や通信教育など費用を抑えた学習方法もありますので上手に利用したいですね。
まずは授業を真剣に聞く、どうしてもわからないところは質問する、赤本を何度でも徹底的に解くなど基本的なことを頑張りましょう!
推薦入試でも国公立大学に入学できる
これまた我が家には縁のない話で恐縮ですが…(笑)
国公立大学でも部活動や生徒会活動を頑張っていたお子さんなら推薦入試が狙えますよ!
成績評定4.3以上あるのが望ましいですが、4.0以上でも活動内容によっては対象になると思いますので高校の先生に相談してみてください。
一般受験に比べて推薦入試は(親の負担が)楽で最高という声しか入ってきません♡
問題は推薦枠に自分の行きたい大学(学部・学科)があるかどうかと、お金の準備が早まることくらいでしょうか。
推薦入試は書類と面接、小論文のみで合格できるので模試の結果がイマイチでも偏差値以上の大学に行けるチャンスがあります。
100%合格できるわけではなさそうですが、もし失敗してもそこから前・後期受験も可能なので挑戦する価値はありますね♪
私立大学専願でも捨て金が発生するケースも
合格発表が早い大学に注意して受験日程を組む
過去2回の大学受験、我が家の場合は私立大学専願でしたので捨て金は発生しませんでした。
しかし今年はセンター試験利用で受験したA大学(偏差値的には一番低い)の合格発表が早いのです!
本命と考えている3校はまだ試験日にもなっておらず、もう一つセンター利用のB大学がありますが合格発表が遅く…。
もしA大学が合格したら(嬉しいのに)入学金を振り込まないといけなくて、その後どこか一つでも合格したら(これまた嬉しいのに)次男は絶対そっちに行くから捨て金の出来上がり(切ない)!
かといってA大学しか合格しないのも…これまた複雑な…。
(全落ちよりはマシですけど)
しかし最終的に受験する大学を決めたのはセンター試験の3日前でした。
願書も締切当日に出すとかほんと心臓に悪かったですよ(笑)
結局A大学の合格発表~B大学の合格発表の間に合格発表がある大学を2校受験することになり、どちらかでも合格すれば捨て金は回避できることになりました。
(もちろんそのためだけに無理に組んだわけではありませんが)
ただ、ここまでくるとお金はいくらかかってもいいからどこか受かって(切実)という心境にもなっています。
補欠合格の場合もあり、最悪入学金は捨てる覚悟で
去年は私立大学の定員厳格化の影響で、第一希望だった大学は3月下旬になってもまだ追加合格を出していました。
今年もし合格することができて、ご縁のあった大学に入学手続きも済ませていたとしても…。
後からもっと希望順位の高い大学から補欠合格の連絡が来る可能性もあるんです!
その場合次男は間違いなく内定していた大学を蹴るでしょう。
まあ補欠合格の枠って少ないですからね~
でもこういうケースもありますので私立大学でも捨て金が発生する可能性があることも頭に入れておいてください。
そして国公立大学組は捨て金が発生しても授業料を考えると結局お得。
なのでまずは合格することだけを考えて頑張りましょう!
捨て金なんて怖くない実例
私の周囲にも滑り止めを確保しながら、本命も絶対大丈夫だから入学金は払わなくていいと言ったお子さんがいました。
合格すると子供(特に男子)は気が大きくなるんですよね…。
結果、本命が不合格だったため浪人して1年後そこに行くことができたのでまあ良かったです。
でも浪人しても同じ滑り止めの大学しか受からなかった例はものすごくあります。
この場合生涯賃金を考えて1年定年早まるわけですから500万(推定年収)損しますよね。
本命が東大で滑り止めが早慶クラスなら1000万かも?
そう考えると捨て金25万は安い!
上手な例え話ができたところで(自画自賛)、受験戦争真っただ中のお子さんも親御さんもあと少し頑張りましょうね~
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?