こんにちは!貯金がないのに4人も子供を育てている無謀さが有名な母です!
正直、タイトルのように児童手当すら貯金できませんでした。子供のために使うんだから悪いことしてるわけじゃないし!と自分を正当化しながら、同じように生活が苦しくても児童手当だけは貯金してる方のブログを読んで情けなくなることも…。
でも貯金はゼロですが4人の子供それぞれに学資保険だけは加入していたんです。考えようによっては児童手当を学資保険に充てていたということにはならないでしょうか?(なると言ってください)
結果的にこれが我が家にとってのありがたい貯金となっていました。
学資保険については以前から賛否両論あるのですが、我が家の場合は加入して良かったと思っています。今回はそんなお話をさせてもらって、皆さんの保険加入や見直しのきっかけになったらいいなと思います♡
目次
学資保険のメリットデメリット!低金利の時代に加入する必要はある?
メリットは強制的に貯められること
学資保険に加入する必要があるのかないのかは以前から議論されてきました。でもこれはシンプルに考えたら答えは簡単です。
貯金できない家は加入するべき!強制じゃないと貯められないから!
ちょっと手元にお金があったり、普段使いの口座に残高が残ってたりすると「まだ使える」と思ってしまう…。余るほど収入のあるご家庭じゃない限り、そんな自分に甘い思考の人は絶対貯金はできません。
万が一の時の安心感は学資保険に限らず必要
もう一つ学資保険には大きなメリットがあります。契約者(親)に万が一のことがあった場合は以降の保険料の支払いは免除される上に、将来支払われる予定だった金額も全額受け取ることができます。これは大きな安心感ですね!
ちなみに我が家は子供4人で共働きなので2人ずつ名義を分けていました。私のお給料も全額生活費なので、私に何かある方が旦那が困ることになっちゃうんですよね。逆なら住宅ローンはなくなるし遺族年金はもらえるし私は仕事もあるしで問題ないんですけど♡
そんな辛口なことを言いながらも貧乏人の味方・県民共済の他に、住宅ローンを完済できるくらいの掛け捨て保険も私名義で加入しています。
余裕がなくても万が一の時のための最低限の保証は必要かなと思うんです。
ただ加入しすぎて毎月赤字なのも本末転倒なのでそこの線引きが難しいですね。私は過去2回ほどFPさんに無料保険相談をしてもらいましたが親切で分かりやすくて無理な勧誘も一切ないしすごく良かったですよ♡
散らかった部屋に上がってもらわなくても近所のファミレスまで来てくれる点も申し込みやすかったです♡デメリットといえば加入してる保険の補償内容が書かれた紙を探すのが面倒だったくらいでしょうか…。
学資保険料は生命保険料控除の対象に!でもメリットは薄い理由
学資保険の保険料は年末調整の際に生命保険料控除の対象となります。所得金額から最大4万円、住民税から28000円が控除されます。
この額がそのまま受け取れるというわけではなく、課税所得からそれぞれの保険料控除額を引いて所得税率をかけた金額が最終的にお得になる額です。
とにかく最大得する場合でも、所得税率が10%の家庭の場合で所得税4000円、住民税2800円程度なんですよね。まあ年間6800円だから18年間だと12万2400円にもなりますが…。
普通は学資保険以外にも生命保険入ってますよね?
そしたらそっちで控除されますから学資保険による控除の効果は低い(もしくはない)わけです。以上、聞き流してもらっても構わないお話でした★
デメリットは金利が低い割に拘束期間が長いこと
前述のように確実に貯められるのが学資保険のメリットですが、基本的には長期間払い込んでいく仕組みのためその間に何があるかわかりません。
赤ちゃんが産まれてすぐ加入するご家庭が多いと思いますが、その場合17~18年もの長期に渡り資金が拘束されることになります。
そして途中解約をすると元本割れする可能性が高いのが最大のデメリットです。
この点で躊躇して加入しない選択をするご家庭が多いのではないでしょうか?
人気の学資保険と教育費を貯める金融商品
返戻率でみる最もお得な学資保険ランキング2019
学資保険に加入する場合決め手となるのは返戻率の高さです。
返戻率は受取額÷支払額×100で求められますがこれが高ければ高いほどお得です。知識のない人はここだけに注目して選んでも別にOKだと思います♡
…というわけで2019年8月現在で簡単に調べた結果が下記のとおりです。
1位☆明治安田生命 104.2%
2位☆日本生命 104.04%
3位☆ソニー生命 103.85%
少し前までは我が家の長男と三男が加入している(していた)ソニー生命が108%くらいあってずっと1位だったと思うのですが…。やはり何事も年々変化していきますね。
ちなみに数字を見てもらえればたいした差じゃないのはお分かりになると思いますが、それゆえ払込期間を変更したりプランの変化であっさりランキングは変わります(笑)結局あまりにも無名の会社でなければ問題ないと思いますよ!
あと加入できる年齢の制限や、学資金の受取り時期が各社違うかと思います。申し込む際にはそのあたりも気を付けて選んでくださいね。
学資保険に加入しない場合、それ以上に増やせる金融商品は?
上記のように学資保険は元本割れはしなくてもたいした利息は付かないことがお分かりいただけたかと思います。それでも何かあった時のために普通口座に入れておくだけでは、利息は全然と言っていいほどつかないし使い込んでしまう危険があります。
定期預金なら使い込みのリスクは減らせるかもしれませんがこちらも利息は雀の涙。メリットは元本が保証されていることくらいで、利息的には学資保険の方がまだお得です。
でもどうせ長期間預けるなら増やしたい!
そう思ってしまうと株や投資信託などの金融商品になってしまいますよね。これらはたしかに運用がうまくいけば大きなリターンが確保できます。
でも子供のための大切なお金、リスクがあるなんて怖くないですか?
投資は知識がある人が最悪のことも覚悟してやるべきだと思うので、庶民はおとなしく学資保険で元本保証されてればいいんじゃない♡と思うのは私だけでしょうか?それに親に万が一のことがあっても…(以下略)
困った時は解約の前に学資保険の契約者貸付金制度を検討
貸付金はあくまで借金ですが利息が低く返済も自由
生命保険には契約者貸付制度というものがあり、学資保険においても利用可能です。これは払い込んだ額の範囲でお金を貸してもらえる仕組みです。学資保険のデメリットで挙げた困った時に中途解約しづらいという点をクリアできますね。
一般的な銀行ローンやカードローンだと10~15%する利息が、契約者貸付制度だと3%~(契約時期により異なります)とかなり低く設定されています。そのためすぐに返済することができればほとんど損することなく保険を継続できるでしょう。
いいのか悪いのか分かりませんが、借りたからといって翌月から〇万円返済という縛りもなく好きなタイミングで返済できます。そのため借りたまま何年も経過し満期を迎えることもあり得ます。その場合は当然利息を含めた返済額が受取額から引かれます。
ちなみに我が家は長男の塾やら
部活やら
次男の私立高校入学(予定外)やら
借りたり返したり借りたまま返せなかったり(笑)
この制度知らない方もけっこういるみたいですので誰かのためになればと思って書いてみましたが決して貸付金の利用を勧めているわけではありませんので誤解しないでくださいね!
学資保険は満期お祝い金を受け取るまで手を付けないのが原則
契約者貸付制度はわざわざ担当者に会ったりしなくても、ネット上でマイページにログインすれば簡単に手続きできてしまいます。何十万というお金を借りる場合でも当日もしくは翌日には口座振込みが完了します。とっても便利なのですがいいのか悪いのかは何とも言えませんね。
学資保険に加入することを選択した方は、子供のために必ず貯めると強い意志があったからだと思います。その気持ちを忘れずにどうしても困ったとき以外は契約者買い付け金制度は利用しないようにしてくださいね。
今までがっつり利用してきた私からは「ご利用は計画的に」としか言えませんが…。