お盆が終わり次男もまた予備校の夏期講習が再開しました。
受験生、ましてや浪人生に盆も正月もないので講義がなくても自習室は毎日空いているんですけどね（笑）
高いお金も払っていることですし朝から晩までフルで利用して欲しいものですが、出かけるのが昼からだったり…。
あまり必死な感じもなく中だるみではないかと心配な今日この頃でやや心配です。
だって夏が終わればすぐセンター試験の申し込みが始まるのです！
しかも現行制度は今回で最後、次回からは新テストに移行になり内容が変わってしまうのです。
次男のような浪人生には不利になるに違いありません。
そして受験料も安くないので是非とも頑張って欲しいと思いつつ、今日はセンター試験についてのお話をしたいと思います。
目次
なぜセンター試験は廃止？重要な変更点とは？
2021年からセンター試験は大学入学共通テストに移行
センター試験は1990年に始まり、マークシート方式でありながらも考えさせる設問があることで評価が高く現在まで継続されてきました。
しかし国としては今後の社会では知識の量だけではなく、自ら問題を発見したり答えを生み出す力が重要になるという考えのようです。
そのため現行のセンター試験は廃止して思考力や判断力、表現力をより重視した「大学入学共通テスト」という名の新しいテストに変更することが決まりました。
新テスト移行で変更されるのはどの教科？どんな内容？
全ての教科において変更されますが、一度にガラリと変わるのではなくて段階的に行われるようです。
20年度（2021年）からはマークシート方式に加え国語と数学の一部に記述式の問題が導入されます。
それに伴い試験時間も若干延長するようです。
変革の目玉である英語はTOEICが撤退！他の教科も先行きは不透明
最も変更が大きく注目されているのは英語です。
マークシート方式も当面は残るのですが、民間の検定試験の成績を入試に使用する試みが始まります。
文科省は今までセンター試験で重視していた「読む」と「聴く」に加えて「話す」と「書く」も評価していきたい方向です。
これにより受験生は英検やＧＴＥＣ、ＴＯＥＦＬなどの対策が必要になってきます。
しかしつい先月、国が認定した試験のうちの一つであるＴＯＥＩＣは責任を持った対応が困難との理由で参加を取り下げました。
やはり移行前後の数年間は不安な要素も多く、いろいろ問題も多く出てきそうな気がします…。
24年度（2025年）からは記述問題の回答の文字数を増やしたり、理科や地歴・公民でも記述式を出題する構想もあるようです。
現時点ではいずれも決定事項ではなく、実現の見通しははっきりしない状態ではありますが時代とともに試験の内容も確実に変化はしていくことでしょう。
センター試験廃止は浪人生に不利になる？
移行期間に浪人してしまった生徒への配慮は？
大学入試センターによると、浪人生に向けた別問題を作成するなどの配慮はしないそうです。
これはつまり次男を含む浪人生は、何が何でも来年1月のセンター試験で納得いく結果を出さないといけないということ…！
うちの場合は私立大学を希望しているため、実際はその後の一般入試のほうが重要です。
でも経験上センター試験でどこかに合格してもらわないと精神上キツい（笑）
突然傾向が変わってしまったら戸惑う浪人生も多いと思いますが、特別措置などの期待はしないほうがいいようです。
予備校に通えばそれなりに対策は取ってくれるかと思いますが高額な費用がかかります。
できれば現行センター試験のうちに実力を発揮して合格したいですね！
最後のセンター試験で競争率は高くなること必至！
前述のような変更点はあるものの、現行の高等学習指導要領に基づく学習範囲の中から問題が作成されるという点については今までと変更はないのです。
そのため浪人生だからといって新テストを受けられないわけではありません。
ただ各高校や予備校が記述問題も含めた新テストに合わせた指導をすることを想定すると、浪人生も勉強の仕方を変える必要が出てくるかもしれませんね。
そして詳細な変更点を知らないままに「今回で最後だから絶対成功しなければ」と思い込んで受験する生徒も一定数いるような気がします。
こんな殺気だった試験を本番に弱い次男は勝ち抜けるのか不安でたまりません…。
センター試験の申込時期は？検定料はいくら？
センター試験の出願期間と払込期間
現役生は高校、浪人生は予備校から案内をもらえますが、宅浪の人は案内の配布が各大学にて9/2から始まります。
郵送で取り寄せの場合は8/1～10/3と既に始まっていますので早めに取り寄せてくださいね。
出願期間 9/30～10/10（当日消印有効）
出願期間はほんの10日くらいしかなくて短いので注意です！
ちなみに払込期間は9/2～10/10ともうすぐ始まりますので振込だけ早めに済ませておきましょう。
センター試験申し込みで注意！（特に浪人生）
受験料さえ振り込めば送るものは3つだけです。
・志願表
・振込の控え
・卒業証明書
振込はいつも私がしているのでなくしたことはありませんが、お子さんだとその重要性に気づかずやらかしてしまうこともありそうですよね！
振込用紙を紛失してしまったらどうするか、ですが時間があれば銀行（郵便局）で再発行してもらえると思います。
もしくは控えは２種類もらえるはずなので（ＤとＥ）、Ｅの代わりにＤを送付すれば大丈夫です。
最悪どちらも無理でもお金を払ったことは事実。
必ず調べれば分かるはずなので、最後の手段としては問い合わせで何とかしてくれることでしょう。
これくらいで諦めていては受験は勝てませんからね♡
最後に必ず簡易書留で送り、控えをもらって受験票が届くまで保管しておいてくださいね。
料金は480円だったそうです。
センター試験の検定料はいくら？成績通知は必要？
成績通知を希望する・しないで変わる金額
センター試験の検定料は下記のとおりです。
| 区分 | 成績通知を希望する場合 | 成績通知を希望しない場合 |
|---|---|---|
| ３教科以上を受験する場合 | 18800円 | 18000円 |
| ２教科以下を受験する場合 | 12800円 | 12000円 |
成績通知を希望するかしないかで変わる800円！
発行手数料と郵送代ですがこれくらいの金額だととりあえず希望する人が多いかもしれませんね。
我が家も去年は希望しましたが…。
成績通知が届く時期は？浪人さえしなければ不要？
成績通知は受験した科目の得点を大学入試センターが通知してくれるシステムです。
しかし私はこれは使えないと思ってまして…。
成績通知が届くのは4月で、もう大学生になってたら全く無意味！
すごく優秀な結果であれば思い出の品になるくらいでしょうか？
残念ながら浪人生になってしまった場合、結果から反省できて役に立つのではないかと思いましたがハガキにはほんとに点数しか書かれていません。
自分で希望したくせに次男はハガキを見もしないで放置でした。
一応家のどこかには取ってあるはず（笑）
センター試験申込み開始で受験費用も次々待ったなし
前述の検定料はあくまでセンター試験を受けるためだけの料金です。
今後この結果を利用して受験する際には18000円×受ける大学の数だけかかります。
更に私立大学の受験料は倍くらいします。
複数受験割引等もありますが、それでも受験料だけでかなりの額になることが予想されます。
そして合格したら入学金、前期授業料と高額な支払いが怒涛のように押し寄せてきます。
脅かすわけではないのですがもう半年もありません。
いざという時困らないように今からお金の工面をどうするか考えておくことをオススメします！
どこにもお金を借りずに済めば一番いいのですが、どうしても困っている方は日本政策金融公庫の扱う国の教育ローンをご検討ください。
経験上、受験料も借りることができる低金利のローンはここだけじゃないかと思います。
お子様が笑顔で春を迎えられますよう応援しています。
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか？
