受験生の皆さん、共通テストお疲れ様でした!
この記事は去年次男が受けたセンター試験のことを加筆・修正しております。
自己採点に行かず予備校から呼び出されたことや、結果が思わしくなく滑り止めのつもりの大学を一般受験でも受けることにしたら写真が足りなくなったことも今ではいい思い出…。
予備校からはA判定以外は安心しないほうがいいと言われていました。
しかし自己採点結果は2校2学科ずつ出願でB判定3つ、C判定1つだったのです。
追加で出願した受験料は2学科55000円。
これはセンター試験で合格を確信できてたら払わなくてよかったお金になります。(トホホ)
入学金に比べたら安いとはいえ勿体ないですよね…。
逆にセンター試験で不合格だった場合、あの時払ってて良かった!とはなりますがそれはそれで切ない(笑)
終わったことはしょうがないけどセンター試験(今年からは共通テスト)の結果って気になりますよね。
今日はそんなあなたに是非読んで欲しい記事です♡
目次
自己採点による共通テストリサーチで合格可能性を知ろう
データネット・バンザイシステムで判定結果に違い
共通テストリサーチ(旧センターリサーチ)とは受験生が自己採点結果を予備校に提出して、それを元に出願した大学の合格可能性を判定するものです。
駿台予備校は「データネット」、河合塾は「バンザイシステム」と呼ばれています。
判定結果が異なる場合もありますが、河合塾はやや厳しめな結果が出ると言う噂があります。
一番母数が大きいのは駿台なので信頼性でいえば一番かと思います。
東進や代ゼミでも実施していますが、上記の大手二校に比べて母数が少ない分信憑性が下がると言われています。
そのため不安な人は駿台か河合塾のシステムのどちらかを併用することをオススメします。
自己採点結果で揺らぐことないくらいベストを尽くせたならいいんですけどね…。
共通テストリサーチは宅浪でも無料で申し込める
現役生は高校で一括で申し込みますし、浪人生も予備校に通っていれば必須みたいなものですので問題なく受けられると思います。
でも前述のように通っている予備校以外のシステムを利用したい場合、もしくは予備校に通っていない宅浪の方は自分で申し込まないといけません。
駿台の場合
各校舎にて12月下旬より必要書類一式が配布されます。
集計カードに必要事項を記入して最寄りの駿台校舎窓口に提出してください。
センター試験翌日の夕方5時までと時間厳守ですので気を付けてくださいね!
3日後に結果を受け取りに行くことになります。
提出した窓口以外で受け取ることはできませんのでこれも注意です。
河合塾の場合
事前の申し込みは必要ありません。
当日は各会場で受付時間内にデータシートを提出します。
こちらも会場により受付時間が異なりますので事前に確認して遅れないようにしましょう。
返却方法は佐川急便の料金着払いのみとなります。
合格の目安はどれくらい?
ざっくりですが下記のような基準になっています。
A判定:80%以上(まず大丈夫)
B判定:60%以上(多分大丈夫)
C判定:40%以上(半々、もしくはちょい不利)
D判定:20%以上(合格する可能性はある)
E判定:20%未満(合格する可能性は非常に低い)
うちの次男はB判定が3つありました。
B判定は多分大丈夫と言われてるゾーンですし、全部A判定寄り。
(Bど真ん中に近いのも1つありました)
1つくらいは受かる気がしますよね??
共通テスト自己採点A判定なら必ず合格?不合格の可能性もあるのか
A判定で落ちる場合はマークミスの可能性大
そう、リサーチはあくまで目安にすぎないのです。
そして難しいのはAでも下の方だとか、Cでも上の方だとかで結果に影響してくるのです。
さすがにA判定で不合格になるケースはそもそも自己採点が間違っていた場合だと思いますが…。
いわゆるマークずらしと呼ばれるミスですが、あなたのお子さんは決してしていないと言い切れますか?
私はできません。(キッパリ)
なので次男のB判定が3つあろうがA寄りであろうが不安は拭えなかったのです。
A判定なら少しミスがあっても合格するかもしれませんが、数点の差に何人もがひしめく世界ですからね…。
すごいミスってたら諦めもつくかもしれないけど(笑)
あくまで自己採点なので100%はあり得ない
というわけで、A判定でマークミスがなければほぼ合格します。
ただ実際不合格になったという声もネット上ではチラホラ聞かれます。
マークミス以外で不合格なら、多分B判定に近いA判定だったのではないでしょうか。
特にここ最近は私立大学定員厳格化の影響で厳しい戦いになっていますからね…。
余談ですが現役生だった時、当然リサーチも高校経由で申し込んだはずの次男ですが、私は結果を教えてもらってません!
余裕こいてたくせに2日目コケたと凹んでいたので口では「ギリ(イケる)かな」と言ってましたが多分悪くて見せたくなかったんじゃないかな…。
センター試験には魔物が住んでいると昔から言われています。
それまでの模試がずっとA判定でも全ては本番次第。
だから親も子供の体調管理等に必死になっちゃうんですよね。
それを口うるさいとか言われたらこっちだって…(延々)
結果が出てからいくら悔いてもどうにもならないので、割り切って次に行くしかないですけどね!
でもうちみたいに微妙な結果で、少しでも安心材料が欲しい方は引き続き次の解説を参考にしてください♪
そして結局次男がどんな結果だったのかはこの記事の最後をご覧ください!(引っ張る~)
自己採点B判定とC判定の合格可能性は?D判定とE判定は不合格なのか
大学・学部・学科によって度数分布表を参考にする
センターリサーチのA~E判定はざっくりとした目安にはなります。
でも実際には可能性〇%といった数字で割り切れるものではないんですよね。
自己採点結果で一番やきもきするのはB、C判定の人たちだと思います。
D判定も、もしかしたら希望はあるかな?
より詳しく判断するために駿台のデータネットの度数分布表を参考にします。
左側メニューの50音/大学別動向から自分の受けた大学を探してくださいね。
度数分布表がダウンロードできます。
エクセルなのでPCからの方が見やすいと思います。
適当な大学のとある学部・学科を抽出してみましょう。
合格が厳しいケース
センターリサーチ結果で今年の自分の位置を確認します。
(去年は問題が難化して平均点数が下がったため、同じ点でも一昨年より位置が下になっています。)
例えばC判定ど真ん中だとすると…
昨年のC判定ど真ん中の位置を見てみます。
するとこの位置、合格者がほとんどいませんね?
ちょっと厳しい状況かもです…。
希望が持てるケース
こちらは同じ大学の別の学部・学科なのですが、同じくCのど真ん中を見てみます。
(学部と学科が違うため基準となる得点も違っています。)
こちらはCの真ん中付近で、不合格も多いけど合格者が結構出ています!
何ならD判定でも合格してる人がいますよね。
逆にA~B判定なのにちらほら不合格がいたりして、夢がある反面怖い部分も垣間見えます(笑)
というわけで、自己採点結果はあまりアテにならないという結論になりました。
E判定でも大切なのは折れない心!勝負は一般受験
それでも上の画像を例にとってみると、B判定以上の人はほとんど不合格者がいないのです。
ご自身の結果がこういう場合に当てはまると少しは安心できるかなと思います♡
気持ちが落ち着くと早く一般受験に集中できますもんね。
そして合格の可能性が低いと思われるE判定の人たちですが、自己採点を厳しい方にマークミスしていた場合は合格なんてこともあり得るのかもしれません。
でもあまり期待せずに一般受験に死に物狂いで勝ちにいく方が良い結果が出ると思います。
本当に行きたい大学はセンター試験より一般受験で申し込んでると思いますし、大学独自の問題が出る方が奇跡の起きる確率も高そうです。
本番まで残り少ないですが全力を尽くしましょう!
共通テストと一般入試両方受験で合格した場合の手続き
スケジュールが過密すぎると危険
そんなわけで一般受験を追加出願した我が家ですが、2校のうち1校だけにしたのは理由があります。
もちろんそれもあるのですが、行きたい大学に全力で挑むべく疲弊を防ぐためです。
次男は元々一般受験で5校受ける予定でしたが、滑り止め2校ともいずれかの大学と受験日が連続になってしまうのです。
予備校からは入試は3日までは連続でも大丈夫と言われましたが、長男の例から見てもうちの子供たちは明らかに疲れやすいのです(笑)
滑り止めの1校は前年も受験していて慣れていることもあり、次男がそっちだけでいいと言うのでもう一つは出願しませんでした。
不安だからといってたくさん受ければいいわけでもないんですよね…。
できれば第一希望の大学の受験日前日は空けておいて万全の態勢で臨みたいところ。
スケジュールは無理なく組んでくださいね!(時期的に遅いか)
共通テストと一般受験どっちも合格したら手続きする受験番号は?
結論から言うとどちらでも構いません。
同じ大学・学部・学科ならば入学後の条件も同じはずなので問題ないのです。
ただし受験日が異なると手続き締切日も異なる場合が多いので注意しましょう。
他にも大学によっては一般入試の成績上位者に授業料の優遇制度等があります。
そういう場合は優遇される方の受験番号で手続きしてくださいね!
(結論)共通テスト自己採点B判定、C判定で合格したのか?
あくまで昨年の我が家の場合ですが、A寄りのB判定2つ、ど真ん中B判定、C判定ありまして…。
ダメかなと思ってたC判定は倍率もすごかったので落ちました。
でも、A寄りのBはどっちか受かるはず!
そう思ってたら合格したのはど真ん中B判定のみでした(笑)
いやまあ…嬉しかったですけど判定アテにならないなと思ったものです。
偏差値的には少しだけ難易度高かったけど定員が多い分どうにか合格できたのかなと後に分析。
こうして重複した受験料は無駄になり、更に一般は共に補欠合格で(繰り上がっても意味ないですが)、行くことにした大学も別のところという…。
結論としてA判定なら「まず大丈夫」だけど100%ではないこと、B~C判定はどちらにも転ぶ可能性ありとしか言えません。
倍率などが多少参考にはなりますが不安を感じるようであれば検定料は捨てる覚悟で追加受験の検討したほうがいいかと思われます。
大学進学には最低100万円は必要と警鐘している当ブログ。
しかしこのように予想外に受験料がかかると入学時に足りなくなることも考えられます。
最低100万円ではありますが当然お金がたくさんあっても困ることはありません。
少しでも多く備えられるよう頑張りましょう。
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?