昨年末、我が家の次男も無事20歳という節目の年齢を迎えました。
コロナのせいで成人式は開催されませんでしたが、その代わり国民年金加入というハタチを実感させるようなお知らせが届きましたね。
まだ大学生なので在学中は学生納付特例申請の手続きをすれば支払いは猶予されます。
でもすぐ手続きをしないと督促の激しさに気が滅入りそうなので皆さんも気を付けてくださいね。
それに万が一忘れると将来もらえる額が少なくなって自分が困ることになります。
学生納付特例申請をしないとどうなるか、手続きさえすれば安心なのか?
今日は注意点を踏まえて解説したいと思います。
目次
大学生は国民年金学生納付特例申請で納付猶予してもらえる
国民年金保険料はいくら?
ジワジワと値上げされていますが現在は月額16,540円です。
年額だと198,480円にもなりますね。
とはいえ日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方は国民年金の加入は法律で義務付けられているので払わないわけにはいきません。
遠い昔、学生だった頃の私もしっかり手続きはしていました。
その後追納するどころかフリーターになって踏み倒した期間もありますけどね(笑)
まあその話は置いといて、早速手続きの仕方をみていきましょう。
国民年金学生納付特例申請手続きのやり方
20歳になると間もなく国民年金のお知らせが届きます。
次男は12月生まれなので今回は12月~3月までの4か月分の振込用紙と口座振替依頼書が同封されていました。
親が負担してくれるとかバイト収入で余裕があるなど、支払える人は払いましょう。
我が家は年金の面倒まで見てあげられる余裕はありません。(キッパリ)
一応次男に確認しましたが「分かんない!」としか言わないので埒が明かず猶予の申請をすることにしました。
やり方といっても簡単で、同封されている申請書に記入して郵送するだけなのです。
封筒も切手不要のやつなのでそこは親切でしたね♡
不備がなければ後日猶予決定通知書が自宅に届きます。
それまでは本人控えをなくさないように保管しておきましょう。
学生納付特例申請は毎年一回必要
記入上の注意と必要書類
学生納付特例申請書は複写式になっています。
一枚目が表紙でその裏に記入例がありますので難しいことはないと思います。
うちの子供たちは少額ですがバイト収入があるので⑪の所得の欄は2に○をしました。
本人の自筆なら名前の横の押印は不要です。
保護者が書く場合はならハンコを忘れないようにしてくださいね。
書き終えたら2枚目のみを郵送、3枚目は本人控です。
あと学生証のコピーを同封するだけですのでなるべく早くやるようにしましょう。
ちなみに1か月も放置すると督促が来ることを経験談からお伝えしておきます。
学生証のコピーもその都度必要
言い訳させてもらえば私が封筒を開けたのはせいぜい2週間くらい経過した時だったんです。
次男が学生証のコピーをなかなかくれないから送るのが遅くなっちゃって…。
そう、申請書は年度末ごとに必要なので送って安心したのも束の間!
今回も4月になったらまた送らないといけないので面倒…。
長男は3月生まれだったので、その1か月分だけの申請書と次年度の4~3月分の申請書を一緒に送った記憶があります。
次男もそこまで待ってからでも良かったか…?
そんなわけで学生証の有効期限も一年ごとのため毎年コピーが必要になるのです。
子供の留守を狙って部屋に忍び込むお母さんたち、共に頑張りましょう!
国民年金学生納付特例で追納しないといくら損する?
猶予されただけでは将来もらえる年金額は低くなる
学生納付特例制度のメリットは在学中は年金の支払いが猶予されるのに受給資格期間として計算されるところです。
ただ間違えてはならないのは、その期間は将来の年金額には反映されません。
つまり未納のままだともらえる年金が少なくなってしまうのです。
それなら就職したら追納は絶対にするべき?
それとも短期間だし将来年金がもらえるかも分からないし気にしなくていい?
お金に余裕があれば当然前者ですが、20代のうちは収入も少ないもの…。
一人暮らしをしていたり奨学金の返済などしていたら尚更払う余裕までないのではないでしょうか。
これに関しての私の考えを次項で詳しく語りたいと思います。
年金はギャンブル!長生きするなら支払いましょう
まず保険料を長年支払ったのに将来全く年金をもらえないことはあり得ないと考えます。
実際そんなことになったら暴動起きますよね。
ただ受け取れる年齢の引き上げなどは今後まだ上がる可能性もあるところです。
学生納付特例納付に関わらず年金もらえるまで生きてられるか?ってところがもうギャンブル(笑)
そんなことを言うと話が進まないので20歳から60歳まで保険料を全部払った人と学生納付特例制度を利用して3年間未納期間のある人との将来もらえる年金額を比較してみましょう。
※年金額の改定などは考慮せずにざっくりです
前者は満額の年間約78万円、後者は年間約72万円です。
年間マイナス6万円、月々5000円の差を埋めるために苦しい生活の中、3年分595,440円を追納する意義…。
それくらいなら別にいいかなと思ってしまいそうですがこれが10年なら60万、20年なら120万!
結局鍵は何歳まで生きるか、という神のみぞ知る結論なのでした。
我が家に限って言えば長男は3月生まれで未納期間は2年ちょっと。
上記のケースと比べると2/3程度と差額も少ないです。
よって本人に任せて、無理なら無理でいいんじゃないかなと!
どちらにせよ将来は年金受給できるの70歳くらいになってそうだし、男性の平均寿命って今でも80そこそこなのでそんなに得しないんじゃないかな。
国民年金の追納は10年以内に
このように私の考察を読んで長生きする自信がある方は是非追納をおすすめします。
もちろん損得関係なく納税は義務ですから!という真面目な方も♡
追納は年金事務所の窓口で相談、もしくはねんきんネットから申請書類をダウンロードして郵送でも申請可能です。
専用の納付書をもらえると思うのでそれを使って保険料を納付してくださいね!
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?