タイトルで察してほしいのですが貧乏家庭またもやピンチです。
先日主人が勤務先で住民税の変更通知書をもらってきてビックリ仰天。
所得超過とハッキリ書いてありますが我が家に限ってそれはない!(逆ギレ)
さすがに扶養を外れたら税金が高くなるのは知ってますから次男にも厳しく注意していたのです。
働きすぎてる様子もないけどまさか親の知らないところでサイドビジネスを…?
納得いかないので翌日には市役所に突撃しましたが結果から言うと次男はシロ。
じゃあ役所が間違えたかといえばもちろんそんなわけはありません。
昨年度の年末調整でうっかり「既に社会人の長男」を扶養欄に入れちゃってたみたいでした(笑)
おかげで市民税が翌月から7000円ほど増えて所得税の方の追徴金も16万円くらいあるかも…?
今回の件で大学生バイト年収は絶対103万円の壁は超えてはならないと痛感しました。
なんとか追徴金を逃れる方法はないかと検索していたら他にも注意すべき点を発見したので今回注意喚起として記事にしました。
ボーダーを1円でも超えたら何十万と請求が来るケースもあるので気を付けてくださいね!
目次
大学生のバイトは年収103万以下なら扶養控除額が大きい
扶養控除とは何かをどこよりも簡単に説明
子供を養っている場合に税金を安くしてくれる制度です。
70歳以上の親もこれに該当します。
配偶者の場合は配偶者控除、または配偶者特別控除となります。
ただし被扶養者が年収103万円以下でないと扶養控除は受けられません。
終わり。
子供がいる場合の扶養控除
税金は難しいので長々説明しても分かりづらくなりますしざっくりと進めます。
扶養控除の金額は子供の年齢によって下記のように違います。
0~15歳
この年齢は(所得にもよりますが)児童手当をもらっているのでありません。
昔はありましたが児童手当を増やすからと廃止されました。
結局言うほど児童手当も増えなかったのに扶養控除は戻してくれないまま現在に至ります。
ケチですね。
16歳以上19歳未満
お子さん1人につき38万円の控除です。
大体の高校生が該当します。
19歳以上23歳未満
お子さん1人につき63万円の控除です。
この年齢層は特定扶養親族に該当して控除額が増えます。
大体の大学生がここに該当します。
扶養控除でいくら安くなるのか
扶養される人の年齢や扶養する人の年収によります。
複雑な計算はここでは当然のように割愛。
大体1人につき5~17万円軽減されます。
もちろん控除額の大きい大学生を扶養している方がお得なわけです。
大学生バイト年収103万以下でも請求される税金と勤労学生控除
大学生バイトは年収93万から住民税の均等割がかかる恐れがある
扶養控除を受けるには年収103万円以下と繰り返してきましたが注意点がいくつかあります。
住民税には所得割と均等割の二種類がありますが問題は後者。
均等割は年収93万円を超えると課せられる可能性が出てきます。
というのも自治体によって96万円だったり100万円だったり差があるためです。
微妙な年収になりそうな方はHPで調べるか、分からなければ問い合わせておきましょう。
心配ならとにかくお子さんに93万円以下に抑えさせることです。
ただしうっかり超えてしまっても均等割は5,000円程度。
大きな負担ではないのであまりうるさく言いすぎて険悪になるくらいなら諦めましょう。
住民税所得割と所得税における勤労学生控除のデメリット
住民税の均等割に関しては年収103万円というボーダーが下がってしまいました。
今度は逆にボーダーを上げることのできるケースを説明します。
大学生や専門学校生には勤労学生控除というものがあります。
※専門学校の中には一部条件に当てはまらないところもあるため学校に確認してください
控除額は所得税の計算時で27万円です。(住民税の計算時で26万円)
つまり勤労学生は年収130万円以内なら所得税はかかりません。
これはメリットのように思えますが普通に扶養控除は対象外になります。
勤労学生控除は学生本人の税負担と特定扶養控除が減った場合の親の負担を考えて利用しましょう。
勤労学生控除の申請は年末調整もしくは確定申告
それでも利用する人は少ないと思いますが勤労学生控除の申請は簡単です。
年末調整の時に勤労学生の欄にチェックするだけでOK。
引用:令和4年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書|国税庁
年末調整をしてもらえない人、バイト先が複数の人は確定申告する必要があります。
やり方は当然割愛ですが頑張りましょう!
膨大な教育費を少しでも減らすべく
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