今から10年以上も前のお話になりますが…。
長男が小学校に入学したときは4クラスありました。2年後に次男が入学したときは3クラス。
そして6年後に三男が入学したときは2クラスしかありませんでした!もうクラス替えしても新鮮味がありません(笑)
テレビで騒いでいるだけかと思っていたら少子化は身近で感じられる問題になっていました。何故こうなってしまったのでしょうか?
様々なことが考えられますが便利な時代になりすぎた分、あらゆるものにお金がかかるようになりました。子育て費用が不安で、産むのも躊躇してしまうのかもしれませんね。
何しろ日本の教育費は諸外国に比べて高額すぎますし。
お金がなくて子供が産めないなんて悲しいことですよね。でも我が家は貯金もないのに4人の子供を育てていますよ?
これは一体どういうことなのか…実際のところを検証していきましょう!
目次
公立か私立かで大きく差がつく教育費
子供1人にかかる費用は3000万円?
テレビや雑誌、ネットなどの情報で子供1人を育てるのに3000万円とか聞いたことはありませんか?
こんなことを聞くと子供は無理!とか1人はなんとかなっても2人は…と諦めてしまうご夫婦がいても無理はないですよね。このあたりだとけっこういい家が買えちゃう額ですもん。
でも3000万円は大げさかもしれませんが進学パターンによってはあり得る額なんです。
たしかに子供を育てるのにお金は必要ですがどうしてそんなに必要なんでしょうか?
ここで差が出る!子育て関連費用
乳幼児
産まれてすぐはおむつや粉ミルクのブランドが違うくらいでそうそう差は出ません。ブランドベビー服にハマったりすれば別ですが一般家庭の主婦でしたらそんなこともないでしょう。
早期教育?等はお金がかかりますが一部裕福な家庭が通わせるものとして除外します!
小学校
小学校からは公立なのか私立なのかによって年間100万円~ほどの差が出ると思います。
基本的には公立小学校は毎月給食費のみです。
集金の類はありますがそこまで高額ではありません。
公立小学校でお金がかかるとしたら習い事です。1つしかしていなくてもバレエみたいに高額なものもありますし、2つ3つとかけもちしている子もたくさんいます。
実際娘のお友達で毎日日替わりで習い事をしている子もいますよ!それが本人の意思かどうかは分かりませんけどね。
中学生
中学生も公立と私立の差は言わずもがなですが塾に通う子が圧倒的に多くなりますね。
塾代と部活にかかる費用がバカにならないわけです。
書くまでもありませんが塾は必ずしも行かなくてもいいし、通信教育やスタディサプリを利用すればかなり費用を抑えることができます。
部活もお金のかからないところに入ればいいことなんですけどね。でも本人の希望を無視するわけにもいかないのが辛いところ…。
高校
高校も公立と私立、部活、交通費、予備校…と差がつく費目はたくさんあります。
進学する子は受験費用もかなり高額になる恐れがあります。お金さえ出せば好きなだけ受けられますので裕福でなくても不安な気持ちから数十万かけることはザラです。
残念ながら浪人した場合は予備校費用も100万円~程度かかることも心にとめておいてください。
子育て費用高いか安いかは高校卒業後の進路次第
大学進学?専門学校?就職?
なかなか難しいことではありますが、子供に早い段階で将来の夢があれば理想的です。
その職業に就くためにはどんなコースを辿りどれくらいお金がかかるのか予想できて親も準備しやすいですよね。
もしその職業がさほど学歴を重要視しない職種であったなら…?
専門的な高校に進み、資格取得したりスムーズに就職してくれればコスパは最高♡
無視できない生涯年収の差
まあ実際のところ目指す職種が同じであっても
高卒か大卒かで初任給から違いが出て、生涯年収では大きな差が出るというのが現実。
うちの次男もなりたい仕事が~というよりは生涯年収を気にしての大学進学希望ですからね!まあそれはそれで現実的な考え方というか否定はしませんけど…(笑)
↑このように親も子供のためにと思ってついついお金を出してあげたくなりますが、下手したら留学やら大学院に進みたいやら言い出してきりがありませんので注意してくださいね。
専門学校なら安い?は大間違い!
中学生の時点では将来の夢がなくてもごく普通です。私なんて結局ずっとなかったですもん♡
しかしなんとなく高校に進学した場合は普通科に在籍する子が多いと思うのですが、せっかく就職できてもいきなりの社会人生活に馴染めずにすぐ辞めてしまう子が結構多いんですよね…。
私はそうならないためにも高校生のうちからアルバイトは非常に有意義だと思うのですが、最近の高校は勉学の妨げとかいって推奨しないもんだから…(ブツブツ)
普通科の場合は卒業後専門学校を選択する生徒も多いと思います。ある程度学んだうえでの就職なら長く続きそうですよね。それに大学に進学するより費用も安い!
…ですが、それは専門学校の期間が2年、もしくは3年と大学より短いためです。
年間費用は私立大学並みに高いため200~300万円は必要になります。
国公立大学の自宅通学性より高いかもしれませんね!なお、専門学校の場合も奨学金や国の教育ローンは利用可能ですのでご安心ください。
このように決して安くはありませんのでお子さんにはぜひしっかり学んで欲しいですね。それでもトータルでは私立大学よりは安いですが浮いたと思わず成人式の費用や自動車免許取得費用にまわしてあげると将来感謝されるかもしれません(笑)
免許はともかく、成人式は女の子だと着物で20万円~くらいかかると周囲から聞いておりますので早めの準備をオススメします。
これだけかかる子育て費用!節約と収入を増やす努力で子供を産むことを諦めない!
ケースバイケースで広がる子育て費用の差額一覧
・大学進学した場合国公立なら最低250万円~私立なら最低500万円~
・文系?理系?私立の場合差額は大体200万円~
・留年したら?院に行ったら?
・薬学部なら6年制なので900万円~?医学部にもなると一体いくら??
・県外ならアパート初期費用プラス仕送りは年間100万円くらい?
・留学、免許、卒業旅行…どこまで親が出してあげれば?
子育て費用の総額は高いけど準備すべきは一部のみ
データから考えた場合、こうして私立大学に進学したり仕送りが必要になったり教育費が高いケースに注目してみる場合。
やはり3000万円まではいかずとも2000万円~程度はかかりそうです。
恐ろしいことですがこれはあくまでトータルでの金額なので、中学生くらいまでは日々のやりくりから捻出して暮らしていくはずではないでしょうか?
逆にそれができない場合は習い事や塾など、必ずしも必要でない費目は諦めるべきです。どうしても譲れない場合や削る費目がないのに赤字になってしまうのであればまずは節約するしかないですね。
節約よりは収入を増やす方が近道!隙間時間でもやれることは試してみる
しかし節約には家族の協力が不可欠です。特に光熱費なんかは一人で頑張っても子供の電気のつけっぱなしやシャワー出し放題なんてザラ…。
うまくいかない場合はストレスだけ増大してしまいますし、節約できたとしても数百円~大家族で数千円程度でしょうか。
大切なお金に変わりはないですがこれまで高額な教育費の話をしてきたので雀の涙程度に感じられませんか?余裕がなくなってきたら妻がパートに出るご家庭が多いのはやはりその方が手っ取り早いからですよね。
それもずっと公立であれば高校くらいまでは凌げるかもしれません。しかし前述のように大学費用が高額なケースに当てはまった場合はどうすべきか。
子供が2人、3人いたら確実に詰みますね!
パートどころかまだ子供が小さい頃からフルタイム正社員で働くことを余儀なくされた私にはこれ以上仕事を増やすことはできません。
深夜や土日なら空いてないこともないですが平日働いていると家事も溜まりますし、子供のためとはいえ子供との時間がなくなってしまっては意味がないですよね。
そんなわけで私は深夜の微々たる内職や、隙間時間を利用してポイントサイトやアフィリエイト等のネットで稼げる副収入を細々と得ています。その情報に関しては数年前から他ブログで発信しておりますので良かったら参考にしてくださいね。
できるかな?じゃなくやるしかない!それが子育て(笑)
大切なもののためならあなたもきっと頑張れますよ♡
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?