受験生の皆さん共通テストお疲れ様でした!
昨年の激ムズ数学ショックが記憶に新しいですが今年はさすがに易化した模様。
自己採点結果はいかがでしたでしょうか?
高得点を取ったのに意外に判定が厳しいと感じてる人もいるかもしれません。
しかし全体の平均点が上がればそれもしょうがないことなのです。
ただ今年度から私立大学定員厳格化が緩和されて合格しやすくなるというニュースもあります。
どういうことなのか説明していきましょう。
\あと少し!気を抜かず確実に合格を獲りにいこう/
目次
2023年度から私立大学定員厳格化が緩和されて合格者が増える
私立大学定員厳格化とは
私立大学定員厳格化というのは2018年に始まった地方の若者流入を抑制するための政策です。
これにより大都市圏の私立大学の入学定員は1.1倍を超えないように大幅に減らされました。
( 8,000人以上の大規模校の場合)
( 4,000~8,000人未満の中規模校は1.2倍、4,000人以下の大学は1.3倍まで )
何故なら決められた数を超えてしまうと補助金がカットされてしまうからです!
その結果難関私立大学を中心に合格者数を抑える動きが強まりまして(そらな)。
私立大学受験組にとっては倍率が急上昇してしまうという嬉しくない現象が起きたのです。
定員厳格化の影響で大学受験はどう変わったのか
とはいえ国公立大学受験組もいるため所詮滑り止めの私立大学も多いもの。
受験者数は多いのに最初に発表される「正規合格者」が絞られて少なくなっています。
結果として私立大学側は以前より多く補欠合格者を出すことになりますよね。
不合格者はショックな上に補欠の期待にすがる落ち着かない日々を過ごすことになりました。
これだけでも充分かわいそうなのに遅れて合格しても更なる悲劇が!
受験生本人ではなく親が辛い入学金の二重払い問題です。
希望の私立大学が不合格になれば滑り止め大学に入学金を納めて入学権利を得なければいけません。
ところが大学が小出しにするからその後に合格通知が届くケースが続出したのです。
もちろん滑り止めに支払った入学金は戻りません。
でもやはり希望の大学に行かせてあげたいのが親心というもの…。
私立大学定員厳格化はこのように受験生が苦しんだ愚策だったと言えるでしょう。
私立大学定員厳格化終了で2023年度から合格人数はどう変わるのか
合格定員の計算方法
前述のように受験生がここ数年悩まされてきた私立大学定員厳格化。
入学金二重払い問題も過熱し、ついに2023年度入試から緩和されることになりました。
大都市圏の私立大学受験組は今年は以前より合格しやすくなるでしょう。
詳しくは文部科学省のHPにある交付要綱を参照ください。
ざっくり説明すると今まで「入学者」の1.1倍だった定員基準が「全体の」1.1倍に緩和されます。
例えば新入生の定員が3000人なら今までは3300人に抑えられていました。
(絶対に超えることがないよう実際はもっと少なかったはずです)
全体に緩和されたことで3000×4学年=1200人の1.1倍で1320人。
これはあくまで計算上はこうなるという解説です。
実際は300人から限界値の1320人まで増やすことはまずあり得ないのでご注意くださいね。
大学によっても傾向に違いがありますが緩和により合格しやすくなるイメージが伝われば幸いです。
緩和によるメリットデメリット
とにかく今年度から私立大学は補助金カットの心配がなくなりました。
正規合格者も2018年以前のように多めの数値に戻ることは確実。
入学金の二重支払い問題も多少は解消される点もメリットといえるでしょう。
しかし正規合格者が増えれば当然補欠合格者は減ります。
希望の大学に不合格になってしまったらその時点で望み薄というのはショックかもしれませんね。
でも受験は気持ちが折れてしまっては負け!
合格しやすくなるという甘い考えは捨てて最後まで全力で頑張ってくださいね。
\諦めなければ必ず桜は咲くのです/
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