緊急事態宣言が発令されようかという1都3県に住んでいる檸檬(@mamalemonbomb)です。
今年の受験生は春先の休校措置などもあり大変だとは思っていましたが、やはり入試も大混乱になりそうですね。
本人はもちろんのこと、ここまで見守ってきた保護者様のことを思うと私も胸が苦しくなります…。
このような状況ではありますが、さすがに受験を白紙にするわけにもいきません。
緊急事態宣言が発令されても大学入試共通テストは予定通り行うことを文科省は明言しています。
早い段階から予備の試験日を設けたり、対策を全く考えてなかったわけではないですからね。
首都圏在住もしくは首都圏の大学を希望する受験生の皆さんの動揺は避けられませんが、ここまできたら全力を出し切るのみ!
厳しいことを言うようですが今年の受験生はみんな同じ条件なので気持ちで負けてはいけません。
逆境を乗り越え明るい春を迎えるために、今日はコロナ禍における大学受験の注意点を少し書いておきたいと思います。
目次
受験当日の発熱や咳などの症状はどうしたら?
ガイドラインに従い受験可能な場合も
昨年11月、大学入試センターはコロナ禍における大学入試共通テスト実施のガイドラインをまとめています。
それによると受験生から症状の申し出があった場合は「健康状態チェックリスト」に照らし合わせて該当数が少なければ別室での受験も可能ということです。
また、濃厚接触者においてもPCR検査の陰性結果や無症状などの条件を満たせば別室受験が可能であるとしています。
試験会場までの移動が困難なほどではさすがに諦めざるを得ませんし、チェックリストの該当数が多い場合も当日の受験はできませんが予備日での追試験の救済措置があります。
万が一感染してしまっても無理に受験することはせず、追試験に向けてとにかく体調を整えましょう。
試験会場も感染対策でクラスターを防ぐ
幸い無事に試験日を迎えられたとしても、二次試験や私立大学の個別受験を控える受験生はたくさんいます。
たくさんの人が集まる共通テストの試験会場で感染する危険性も怖いですよね。
実際大学側はガイドラインに沿ってどのような対策をしてくれるのでしょうか?
まず試験会場への入場が集中しないよう入場時間を早めたり受験番号によって入場時間をずらしたりすることが行われます。
退出の時も同様に時間差で行い密を避けるような対策が取られます。
マスクの義務付け、検温やアルコール消毒、換気も当然一通り行われます。
食堂など入試に関係ない部屋は開放せず、 食事や休憩もあくまで自席にて…。
試験はもちろん十分な距離を取って受けることになりますが、気持ちの面では少々窮屈な受験になりそうですね。
やむを得ない事態なのであらかじめ覚悟をしておきましょう。
最後にトイレは感染リスクが高い場所と言われていますので混雑を避けた利用を促されるかと思います。
利用後はもちろん念入りに手を洗いましょう。
当日は家族の応援もなく、休憩時間に友達と励ましあったりもできないかもしれません。
でも試験とは本来自分の力だけで乗り越えるべきものですから!
必ずいい結果が出ると信じて、最後の1秒まで試験問題に取り組みましょうね。
共通テスト追試験に得点調整は?難易度的に不利なのは本当か
第2日程の問題は難しいという説は本当か
今年のような状況じゃなくても、体調不良で受験できなかった人の救済措置として追試験は昔から実施されていました。
しかし仮病を使って受験を遅らせた人が得をすることがないように、追試験の問題は難しくなっているという噂が結構広まっているようです。
そこまでズルいことをする人がいるなんて考えたくありませんけどね…。
今年の場合はコロナを見据えて最初から第1日程と第2日程が選べるようになっていました。
そのため厳密にいうと追試験とも呼びませんし、上記のような理由にも当てはまらないわけですが。
どちらにしても大学入試センターも「差をつけていることはありません」と明言しているので不利かどうかは感じ方の差だと思います。
私立大学の個別受験も日程を数日かけて組んでいるところも多いですし、問題は運に尽きるかと思います。
逆に第1日程で出た問題とそっくりな問題は出ないだろうと思うとむしろヤマ勘が当てやすかったりしないのでしょうか?
共通テストの問題は同じような難易度の問題をいくつか作成してその中から出すわけで、第2日程はそのおこぼれなわけですよね?
何にせよ同じ問題じゃない以上、難易度が全く同じなわけはありません。
それぞれの感じ方にもよると思いますし、どんな問題が出ても解けるようにしておくのが望ましいですよね。
第1日程と第2日程で得点調整をされることもないので結局は運と言えなくもないですが…。
考えてもどうにもならないので体調を崩さないよう気を付けること・試験直前まで少しでも多く勉強することに集中してくださいね!
第2日程、特例追試は受験会場が少ない
前述のように当日の体調不良だけでなく、休校措置による勉強の遅れを理由に最初から第2日程を選んだ受験生もいると思います。
そのため第2日程の特例追試という名目で2月13・14日にも共通テストが予定されています。
これで体調不良で受験できなかった人も安心…と言いたいところですが試験会場は全国でたった2か所しかありません!
第2日程は本試験場が50か所、追試験場が63か所と各都道府県に最低1か所は設置されていますが特例追試の試験会場は東日本は東京芸術大学、西日本は神戸大学のみです。
これは遠方から受験する生徒にとっては宿泊等悩ましいところ…。
2月の状況もよく分かりませんが、保護者のサポートも必要になってきそうです。
そして第1日程から1か月遅れのため、特例追試では受験できない私立大学も一部あるようです。
やはり体調不良による追試は避けたいところ!
孤独な戦いにはなりますがこの時期はもう家から出ずに勉強に没頭することをおすすめします…。
コロナ禍での大学受験の注意事項
防寒対策でも着てはいけない服
ガイドラインに沿った感染対策により、入場時間が早まって試験会場での滞在時間が長くなったり休憩のたびに換気が行われることが予想されます。
しょうがないことではありますが、ただでさえ寒いのに風邪をひかないか心配になってしまいますよね。
制服で受験する人はヒートテックのような暖かい下着を中に着込んだりするといいでしょう。
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私服で受験する人は厚手の衣類をおすすめしますが、 試験に集中できるよう腕周りや首周りなど締め付けすぎないものを選びましょう。
ニット類はチクチクしたり刺激にならないかも注意してくださいね。
暑すぎるのも困りますから上着やブランケットで調節できたらいいのですが、使用NGのものもあるので気を付けましょう。
英語や地図、格言などテストに関連するようなプリントがされたものは試験監督から脱いでもらうよう指示が出ると思います。
(リバーシブルだったり裏返しに着用できるものは良いらしいです)
よくあるケースではブランドのロゴ程度なら平気のようですが…
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短くても英文になってるとアウトと言われています。
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基本的には無地の衣類を選べば間違いないでしょう。
使い捨てカイロや温かい飲み物を持参するなど工夫して乗り切ってくださいね!
共通テストはとにかく全力で挑む
今後コロナが終息する見通しも立たない現在、共通テストの成績は非常に重要となってきます。
国公立大学でも横浜国立大学などは早い段階で二次試験の中止を発表しました。
とりあえず共通テストは確実に実施されると思います。
しかし今後の感染拡大によっては国公立大学の二次試験、私立大学の個別受験は中止となる可能性もあります。
既に去年の3月には国公立大学で後期日程などを中止する大学が相次ぎました。
二次試験や個別受験が中止となった場合、共通テストの結果と高校の調査書で合否判定されることになると思います。
それぞれの大学の判断によりますが、中止する場合は1週間前に発表と要項に記載している大学もあるためホームページはマメにチェックしてくださいね。
このような理由により共通テストは全力で挑んでなるべくいい結果を出したいところです。
冒頭でも言いましたが気持ちで負けることなく、最後まで諦めずにこれまでの努力で得た知識を解答用紙にぶつけてください!
受験はたった1点が合否を分けることもある世界なのです。
逆境にめげず頑張る受験生の皆さんを心から応援しています。
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