今年もあと4か月しかありません。
そろそろふるさと納税に取りかからないといけない時期ですね!
ふるさと納税の受付は年収の計算期間と同じ1/1~12/31だからです。
うちみたいに低所得だと税金をあまり払っていないため恩恵はあまり受けられませんが、高額納税者の方にとっては逃してはならないチャンス!
そう、私も以前会社の上司(推定年収500~800万の人たち数名)に勧めたのですが「なんか面倒くさくて」とスルーされてしまいました。
おそらく数万円単位の損失ですよ?
面倒くさいというのが理由なら私がやり方を超簡単に解説しますので、これを読んだあなたは今年から絶対やってくださいね!
簡単=雑ということなので逆に今までやってたベテランさんは読まないでください…恥ずかしいので(笑)
目次
ふるさと納税とは?お得すぎる仕組み
自分の故郷以外でも好きな地域に寄付できる
「ふるさと」と銘打ってますが縁もゆかりもない地域でも、好きな自治体に寄付して活性化に役立ててもらう制度です。
純粋な寄付なら何か所でも、いくらでも可能です。
しかし最近のふるさと納税はほとんどの人が節税&特産品狙いです。
いくら寄付するのが一番得かを説明させていただきますね。
実質負担金2000円でいろんな特産品がもらえる
各自治体は寄付した額に応じた特産品を用意してくれています。
種類は様々ですが食べ物が多く、楽天市場を経由してネットショッピング感覚で寄付することができます。
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例えばこのチーズケーキはめちゃくちゃ美味しいですが、当然店頭で買ったりオンラインショップで買えばここまでの値段はしません。
割高な分がちゃんと寄付に繋がっていますのでご安心くださいね。
このような特産品を何種類か購入(寄付)して総額が5万円になった場合は、2000円マイナスの48000円が翌年の住民税から控除されます。
10万円なら98000円、20万円でも198000円。
つまりふるさと納税とは実質負担金2000円で地域の特産品がもらえるいろんな意味で美味しい制度なのです。
控除額シミュレーションで最大限お得に寄付
年収によって寄付できる額はピンキリ
上記の例では分かりやすく5万円にしましたが、いくらまで寄付できるか=控除が受けられる金額の上限は年収で決まります。
文章で説明しても離脱されるだけなのでこちらからシミュレーションしてください。
会社員の方は源泉徴収票を見ながらやればより詳細な結果が得られますが、面倒くさければ簡単なシミュレーションでも構いません。
理由は次の項で説明します。
年末の寄付で特産品が翌年に届いたら?
ふるさと納税の控除額は寄付する年の年収で計算されます。
そのため給料が一定額の人はいいのですが、現時点で今後の残業代や冬のボーナス額がいくらか正確に分かる人は少ないですよね。
そのため前年や一昨年の年収を元に「これくらいはできるだろう」とある程度寄付しておいて、年末に源泉徴収票をもらってから調整するのが一般的です。
そのため現段階でのシミュレーションはざっくりでいいのです。
年末に寄付すると特産品が届くのは翌年になってしまいますが、寄付した日がその年の12/31までになれば大丈夫ですのでその点はご安心ください。
ただあまりギリギリを狙っても計算間違いがあったりして手出しが2000円を超えてしまうと悔しいので、気持ち少なめに寄付する人が多いかと思います。
夫婦共働きのふるさと納税は名義に注意
ふるさと納税は個人単位でできるので、共働きなら夫婦それぞれ恩恵を受けることも可能です。
パートで扶養控除内の方は残念ながら対象にならないと思いますが…。
夫婦で手続する際は名義がごっちゃにならないように気を付けてくださいね。
夫はいくらまで、妻はいくらまで可能かをきちんと把握しないと間違いのもとです。
クレジットカード支払いで寄付する場合は必ず本人名義のものを使うことも忘れないようにしましょう。
ふるさと納税のメリット・デメリット
メリットは特産品がもらえて節税になる
ここまでの説明で仕組みは何となく分かっていただけたでしょうか?
再度5万円を例に挙げますが(笑)
寄付しなければ住民税として取られるだけだった5万円のうち48000円分が地域の特産品と引き換えられるわけです。
しかもたくさん税金を納めている家庭ほどお得!
これはやるしかないと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?
デメリットは確定申告と発送時期が不明
こんなにお得なのに話題にしても皆さんがスルーしてしまう理由…。
分かりますよ、申請が面倒くさいんですよね(笑)
でも寄付件数が少なければ簡単にできる特例制度もあります。
確定申告する場合も今はわざわざ税務署に足を運ぶ必要はなく、ネットで提出可能で一度やってみたら簡単だと思います!
あとネットショッピングとは似て非なるものですから、基本的に返礼品の到着日は指定できません。
自治体、商品によってすぐ発送してくれるものもあれば待たされるものもあります。
そのため一気に届いて冷凍庫に入りきらない等の困った事態が起きることもあり得ます。
お米や果物なんかは年度初めに予約して収穫時期に発送というケースも多いので特に気を付けてくださいね。
長期不在で受け取れなかったりするともっと困るので、そういったタイミングも考えて寄付することをおすすめします。
ふるさと納税還付手続き方法を簡単に解説
寄附金受領証明書は大切に保管
いよいよ最後の章になりましたので手続き中心の視点でふるさと納税をまとめます。
・いくら寄付できるかシミュレーション
・寄付する自治体(もらう特産品)を選ぶ
・自治体から寄附金受領証明書と返礼品が届く
別々に届くことが多いかと思いますが自治体によります。
寄附金受領証明書は手続きに必要な書類なので絶対なくさないようにしてくださいね!
・控除の申請手続き(確定申告)をする
流れはこの4STEPなので案外簡単そうですよね?
寄付先が5つ以内なら簡単ワンステップ特例制度
ふるさと納税をやらない人は確定申告が面倒くさいというのが主な理由でした。
でも元々確定申告をする必要のない人は寄付する自治体が5つ以内であれば簡単なワンストップ特例制度を利用できます。
※2か所以上から収入がある人や医療費控除がある人、年収2000万円以上、住宅ローン減税1年目など元々確定申告しないといけない人は対象外。
申請書は自治体から送られてきますので、本人確認書類と一緒に翌年1月10日(必着)までに寄附先の自治体へ送付するだけ!
ワンステップ特例制度は全て住民税から減額されるため所得税の還付はありません。
なお封筒と切手の用意は地味な出費ですがそれくらいは我慢しましょう(笑)
寄付先が6つ以上は確定申告
寄付する自治体が6つ以上の方は有無を言わせず確定申告が必要です。
やり方は国税庁のHPから流れに沿って行けば分かります!
でも元々確定申告が必要な人たちが大多数なんだからできると思うんですけど…。
所得税の作成から進んで控除選択の際に寄付金控除も忘れないようにチェックを入れます。
所得控除入力画面→寄附金控除欄の入力するをクリックしたら寄附金受領証明書に書いてある内容を記入するだけです。
他は源泉徴収見ながらできるしそこまで面倒というほどでもないですよね?
私は毎年追い詰められて締切前日とかに作成してるくらいですから。
確定申告の期間は2月16日~3月15日(当日消印有効)で提出先は最寄りの税務署ですのでお間違えなく。
必要なものは寄附金受領証明書・源泉徴収票・本人確認書類・ 通帳印鑑・封筒切手くらいです。
説明は以上になりますが、簡単とはいえ記事を書くのにそこそこ時間がかかっています。
私の努力を無駄にしないためにも、あなたが損をしないためにも!
ふるさと納税まだやったことない方は今年こそデビューしてみてくださいね♡
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