登校するかどうかはその日の気分次第!というわがまま中二病の息子がいる檸檬(@mamalemonbomb)です。
最近は1日おきのリズムがついてきてしまいましたが、去年は別室登校だったり全く行けなかった時期もありますので本人もきっと頑張ってる!(はず)
それにコロナ禍の影響でオンライン授業が浸透し始めたこともあり、子供の心身の健康を優先に無理して学校に行く(行かせる)考えではなくなってきていますね。
不登校の子供やその親にとっては多少気持ちが軽くなるのではないでしょうか?
学校に行かないのがいい事とは言えませんが、行かなくてもいろんな進路が選べるのは確かです。
今後はそんな生き方もクローズアップされてくるように感じています。
しかし不登校の小中学生にとって最初の大きな悩みは高校受験ですよね。
我が家の三男は来年ですが、今からいろいろ考えておいても損はないはず。
そんな時たまたまネット広告で、通信制高校の相談会が近所で開かれることを知りました!
そう…4日後に(笑)
とりあえず主人に相談してみたら「あいつは全然悩んでないしまだ早い」とバッサリでしたが気になり出したら止まらない私。
ちょうど予定が空いていたので早速行ってみることに♪
梅雨時なので天気も怪しかったり、直前になって面倒になったりで迷いに迷いましたが結論から言うと行って良かったです!
気になる高校のパンフレット等ももらえたし、通信制高校も全日制高校よりむしろ楽しいんじゃないかとすら思えました。
定期的に各地で開催しているようなので、皆さんも良かったら是非参加してみてくださいね。
目次
個別相談やカウンセリングも!通信制高校説明会は大人気で今年11年目!
相談会2020年今後のスケジュール
不登校で学校に通えない子の進路として近年人気が右肩上がりの通信制高校。
最初の開催から数えて今年で11年目にもなるそうです。
相談会では全日制高校との違いの全体説明や個別ブースでの相談、メンタルカウンセリングまで行ってくれます。
個別ブースでは学費や進学実績など細かいお話も聞けますが、私はどんな高校があるのかも知らないレベルだったのでこちらの参加は見送りました。
たしかにどこのブースも人がたくさんいましたね。
全国各地から生徒が集まる有名なN高校なんかはすごく混んでました!
時間に余裕のない人は個別相談に並ばなくても興味ある高校のパンフレットをもらうだけでも役に立ちますよ。
直近の開催予定はこのような感じです。
【東京・新宿】7月11日(土)
【千葉・千葉】7月12日(日)
【兵庫・神戸】7月18日(土)
【福岡・博多】7月19日(日)
詳しい場所や時間はこちらからご確認くださいね。
不登校児童に希望が持てる卒業生体験談
会場によるみたいですが、私が参加したところでは実際に通信制高校に通っていた卒業生の体験談を聞くことができました。
不登校の時期があっても、大人になって立派に働いているは山ほどいるんですよね。
そしてそういう経験があるからこそ何か役に立ちたいと、相談会のボランティアも率先してやっているそうです。
実際そういう生の声を聴くと親としては安心できるし、子供も勇気づけられるのではないでしょうか。
いや、まだもがきながらも通っているこの段階で誘うのは時期尚早かと気を遣って誘わなかったのです(笑)
来年の今頃三男自身に通信制高校の選択肢があれば今度は親子で参加する予定です。
それまでにいろんなことを話し合える関係をゆっくり築いていきたいと思います♪
予約特典でガイドブックのプレゼント
相談会は当日気が向いたら直接参加も可能ですが、事前に予約しておくことで特典として立派なガイドブックがもらえます。
予約はこちらから
ちなみに会場はコロナウイルス対策として入場前の検温や消毒剤の設置がなされていました。
相談ブースにも飛沫防止パーテーションや座席の間隔の調整がされていますので安心して参加くださいね。
全日制高校・通信制高校・サポート校の違いは?
高校卒業に必要な単位は同じ
パンフレットをもらうだけではなんとなく物足りないので専門家による通信制高校の仕組みについての講演会も参加してみました。
小1時間程度ですし、とても分かりやすかったので行かれる方にはおすすめです。
まず、通信制高校は学校教育法で「高等学校」と定められているので高卒の資格がもらえます。
卒業までに必要な単位は全日制も通信高校も74、そして30時間の特別活動です。
全日制高校では週に6時間以上×5日の授業があるので年間30~35単位を得ることが可能です。
通信制高校の単位はレポートやスクーリング、テスト等条件を満たせば修得できます。
そのため学校に毎日通わなくても大丈夫ですし、スクーリングもオンライン授業でかなり軽減できるそう。
その後は就職でも希望すれば大学進学でも、その子の頑張り次第で叶えられそうですね!
サポート校は高校ではない
今回初耳だったのは「サポート校」という存在です。
サポート校は塾や予備校に近い存在で高校ではありません。
通信制高校に通う生徒が3年間で卒業ができるように、勉強や精神面での支援を行うためサポート校への入学は通信制高校と同時になります。
教育関連の学校法人が運営していることが多いので、職業体験ができるような特色ある学科・コースが充実していてとても魅力的です!
お近くに気になるサポート校があればパンフレット等資料をもらっておいてもいいかもしれませんね。
高校もいろいろありますが、結局本人が何を学びたいか何に興味があるのかが一番大事だと思います。
通信制高校・サポート校の学費はいくら?
やはり公立より私立が高い!サポート校はさらに上乗せ
通信制高校は公立と私立の二種類があります。
公立だと1単位200円~とかなり安いのですが通信制高校の主流は私立です。
私立の学費はピンキリなのですが、講演では平均して1単位9000円くらいのところが多いとおっしゃっていました。
74単位を均等に分けて計算すると22~23万円くらい?
その他に入学金が4万円(初年度のみ)
それ以外に施設費・教育充実費等の名目で毎年15万円~かかるので年間で40万円はみておいたほうがいいですね。
サポート校の学費はこれにプラスしてかかるのでけっこう高額になりそうです…!
修学支援金の支給で通信制高校の学費は安くなる
家系に余裕がない場合は私立の学費には少しひるんでしまうかもしれません。
しかし世帯収入によりますが通信制高校でも国から修学支援金が支給されます。
しかも今年改正されて支給額が増えたそうです♡
世帯年収590万円までは1単位12030円、910万円までは4812円です。
あくまで学費はピンキリですが、前述の平均額1単位9000円と仮定するなら年収590万円以下のご家庭は学費無料?
施設費・教育充実費等のみでいいなら全日制の県立高校と変わらないですね。
910万円までのご家庭も半額前後になると思えばそこまで高いと感じることはなくなると思います。
説明会にはなかなか行けない方や、まだ受験は先だけど興味がある方は是非一度資料請求だけでもいかがでしょうか。
卒業率が低い通信制高校は中退したり挫折が心配
お金の心配より子供のやる気を優先に選択
修学支援金の支給で学費の問題は少しはクリアになったでしょうか。
負担が減ればお子さんには自分のやりたいことを基準に好きな学校を選んでもらうことができるようになりますね。
当たり前のことですが特に不登校の子たちは進路を選択する時「やる気」が必要となります。
通信制高校の魅力は通学の義務がなく、自由に単位を組み立ててマイペースに学べるところ。
その反面、強制的に導いてもらわないと勉強できない子もたくさんいます。
マイペースというのは自主学習が基本ですから、意志が強くないと途中で挫折してしまう可能性が高いのも事実です。
実は通信制高校を3年間で卒業できるのは3割程度と言われています。
公立に至っては10~15%と低く、これは学費が安い分ケアが行き届かないことが原因だと考えられます。
私立は学費が高い分面倒見がいいというのはたしかにあるんですよね~
学費は高いけどサポート校も上手に利用
通信制高校を選択するのは不登校で中学校の出席日数が足りなかったり、何らかの理由で高校に通えなくなってしまい編入するパターンが多いのかなと思います。
我が家は今のところ前者です。
しかも親の私が勝手に考えてるだけ(笑)
その理由は「中卒だって生きていけるけど就職先が限られそうだし高卒の資格はできればあった方がいいと思う」からです。
通信制高校で大学目指す人は元々地頭もいいだろうし、明確な目標があるからレポートくらい適当にこなして卒業できると思うんですが…。
こっちの目的は高卒資格なのに挫折しちゃったら悲しい!
もしそんな不安があるのなら最初からサポート校の入学も検討してみるのもいいと思います。
3年以上かけて卒業するのも貴重な時間の無駄遣いかもしれないし、挫折で子供が自信を無くしてしまうことも考えるとサポート校の支援を受けながら最短で卒業する方がその後の就職等もスムーズにいくのではないでしょうか。
ただし学費は私立の学費に上乗せのためかなり高くなりそうですが…。
それはまだパンフレットを読みこめていないので後日追記したいと思います(笑)
受験生は夏休み前にそろそろ進路相談もある時期ですね。
親子そろって納得のいく高校選びができますように♡
しかし転入・編入はいつでもOK!
説明会参加が必須の学校もありますので
早めに取り寄せ確認しましょう。