えっもう夏休み?驚きを隠せない檸檬(@mamalemonbomb)です。
我が家の中学2年生の三男はご存知の通り不登校気味♡
それにしてもコロナウイルス騒動による休校措置などもあってあっという間の一学期でしたね。
三男の「2年生からちゃんと通う」との宣言を私たち両親は「毎日」と解釈していましたが、今のところ一日おきだったり連続で休んでから後半で追い上げたり…(笑)
それでもテストはちゃんと参加したり、彼なりに考えて登校している様子が感じられるのでそのあたりは嬉しく思っています。
とはいえ気になるのは出席日数…。
まだ具体的に相談はしていませんが全日制高校への進学が難しいのであれば親としてどのような進路があるか簡単に頭に入れておきたい!
そんなわけで今日は定時制高校について調べてみました。
興味のある方は是非最後までお付き合いくださいね。
目次
全日制高校との違いや定時制高校の特徴は?
授業数が少ないためバイトと両立しやすい
定時制高校はもともと勤労青少年のために1948年に発足した高等学校課程です。
原則として毎日登校しますが、1日の授業時間は4時間程度と短い学校が多いようです。
定時制高校は最短3年コースで卒業可能です。
全日制や通信制も同じですが、74単位以上を修得する必要があります。
卒業年数は3年でなく4年になることもある
しかし全日制の授業時間が6~7時間あるのに対し、前述のように1日4時間しかない場合は必要な単位が取得できません。
そうなると基本的には4年かけて卒業することになります。
最短3年で卒業したいのか、ゆっくり4年かけてもいいのかを入学前によく考えて選ぶようにしましょう。
学校によっては選択した日程以外の授業に参加して単位を稼ぐ等、柔軟に対応してくれるところもあります。
夜間のイメージが強いが朝や昼の部もある
私は昔のイメージで定時制=夜間と思っていたのですが、今の時代は午前(4時限)、午後(4時限)、夜間(4時限)の3通りの授業時間から選択も可能なようです。
早速我が家が通えそうな範囲の定時制高校のHPを見てみたら夜間一択でしたけどね(笑)
お住まいの地域によっても選択肢に幅があるかもしれませんね。
結局は説明会などに参加しないと詳しくは分からないわけですが…。
ざっくりと基礎知識だけでもこのブログでつかんでいってくださいね~
定時制高校の偏差値は?入試で落ちることはあるのか
世間が抱く定時制高校のイメージ
私の時代は定時制高校と言えば「家が貧しくて働かざるを得ない」もしくは「勉強ができなくて全日制には通えない」子が行くイメージでした。
今もそういった目で見られることは正直多いと思います。
そしてこれに「不登校で出席日数が足りないから」が加わった感じでしょうか?
偏見で申し訳ないですが、そんなイメージの根強い定時制高校に我が子を行かせたくないと思う親も多いかもしれませんね。
でも私は目的もなく短大に進んだものの、バイトの方が楽しくなってしまい入学後3か月で自主退学しようとして学長や母親に引き止められる騒ぎを起こした女!
正直若いうちから働いて自由に使えるお金あった方が人生楽しいと思うんです。
そういう点からも定時制って選択肢としてアリアリだと思うんですけどね♡
そして全日制の高校に通ってる子たちにもバイトはオススメします。
いい大学出ても会社で使えない子が多いなんて言われてるんだから、早いうちから社会勉強しておくべきなんですよ…(ブツブツ)
そして定時制に進んでやっぱり世間のイメージが気になるようでしたら、その時点で勉強を頑張って大学に進学すればいいのです!
定時制高校だからって必ずしも働かないといけないわけではないので、目標ができたなら空き時間に勉強を頑張ればいける大学はあるはず。
特に男子はスイッチが入るとすごい!
実は高校は最終学歴になりにくいものだったりします。
もちろん大学じゃなくて専門学校だっていいですよね。
手に職をつけて稼いで、バカにするような奴らは見返してあげましょう。
定員割れが普通なので入学はハードルが低い
そんなわけでイメージはあまりよろしくないわけですが、実際定時制高校ってそんなに勉強ができない子たちばかりなんでしょうか?
それなら偏差値とか入試とか気にしないで名前を書けば入れるとか…。
全日制の偏差値が高い高校に定時制があったりするので、近所の高校をちょっと調べてみたんですが具体的な偏差値が出てきませんでした。
どうやら定時制高校はあまり人気がなく定員割れが普通なので偏差値が出しづらいようですね。
それを言ったら全日制でも毎年のように定員割れしてる高校もありますけどね…。
同じ定員割れでも出席日数が関係してくるのか、今度面談の時にでも聞いて後日追記したいと思いますので少々お待ちくださいませ。
問題は面談のお知らせを未だもらっていないことですけどね!
例年この時期にあるはずなのですが、コロナのせいなのか三男が手紙を出してくれていないのかは不明です。
定時制高校の学費や教科書代は?
公立と私立で違う授業料
日本には定時制高校が約800校あります。
うち9割が公立で、学費は全日制高校とあまり大差はありません。
参考までに、うちの近所の定時制高校の学費をざっくり載せておきます。
入学時 55000円
授業料(月額) 2700円
諸経費(月額) 9000円
諸経費のうち5000円くらいが給食費みたいです!
給食あるなんて最高じゃないですか?
諸経費から給食費を引いた額が旅行積立金や教材費と記載があったので、教材費に教科書代が含まれていると思います。
入学時のお金もそれらが含まれているということなので正確にいくらというのは分かりませんがそれほど高くはないようです。
これに対して私立高校はやはり高校によりかなりの差があります。
あくまで目安ですが年間授業料が20~30万円、入学金が15~25万円、その他施設設備費や積立金等…。
まあ普通の私立高校と変わらないということですね!
定時制高校も就学支援金が適用される
定時制高校も全日制高校と同じように修学支援金が適用されます。
世帯所得によりますが多くの家庭は授業料無料になりますから、学費の大半は教材費や修学旅行の積立金などの学校徴収⾦になるでしょう。
就学支援金を受給するには申請が必要です。
入学後に案内があるかと思いますが申請書のほか課税証明書が必要になるかと思いますので頭に入れておいてくださいね。
定時制高校の卒業率や進路は?
卒業できない=中退ではなく進路変更者も多い
定時制高校の卒業率は大体70%程度と言われています。
通信制高校と同じく公立ではこの割合は下がり、私立では上がります。
やはりお金をかける分サポートは手厚いのでしょうね。
学費の面で選択肢から消えそうだった私立の定時制高校ですが、中には高い卒業率がアピールポイントの高校もあります。
お子さんと相談しつついろいろ調べておきましょう。
卒業できなかった30%程度の生徒もドロップアウトというわけではなく、進路変更した生徒が多いようです。
通信制高校に転入したり、高卒資格の取得は諦めて今働いてる仕事に専念したりと前向きな理由であればそれも良しかもしれませんね。
中には学校になじめない、不登校や引きこもりの問題が再発してしまう生徒もいるのでしょうが70%という数字は一定の役割を果たしていると考えられます。
定時制高校卒業後の進路は?
2016年度のデータでは定時制高校を卒業した人のうち約40%が大学や専門学校への進学、約40%の人が就職と半々の割合でした。
残りの20%程度については進路が終えていないようでした。
私の中では定時制高校は「働きながら高校卒業の資格を得るための高校」だったのでこんなに進学する生徒が多いのか!という印象です。
よく考えたら中学生ってまだ12~15歳なんですよね。
たかだか10年ちょい生きただけで将来の夢だとか、何の仕事がしたいとか決められないのが普通じゃないでしょうか?
それなのに学校や親はテストの結果とか高校選びとか進路はどうするとか追い詰めるようなことばかり言いますもんね。
やりたいことが分からないからこそ今は勉強を頑張ってどんな進路でも選べるようにしておくという人生の先輩の意見は正しいとは思います。
でも迷いもがきながら生きている子も今の時代多いわけで、定時制なり通信制なり「とりあえず」でも進んだ道に何か光があるかもしれません。
この子の学歴はここまでと決めつけることなく、どんな時でも応援してあげられる親でいたいと思います。
そのためには教育費はできるだけ貯めようね!って結論になりますが(笑)
学費として使わなくても免許費用とか成人式とか結婚費用とかあっても困りませんのでね…。
まあ焦る必要は全くないのですが、早いうちにざっくりでも進路が見えていれば学校選びもしやすいです。
日頃から親子がコミュニケーションを取れている環境がやっぱりベストですね。
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?