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義務教育の中学生不登校の対応は?通信制高校やフリースクールなど進路に悩む

長い夏休みも明けて新学期が始まりました。

しかし毎年この時期は子供たちの悲しい事件がどうしてもなくなりませんね…。

どうしてそんなに学校に通うのが嫌なんでしょうか?

実は我が家の三男も小学生のころ不登校騒ぎを起こしています。

いじめや教師のパワハラなど、理由があればむしろ行かなくてもいいと守ってあげることもできるのですが…。

ただ単に学校が面白くないから行きたくないと反抗期がこじれたような不登校はどうしたらいいでしょうか?

そして学校に行けなくなってしまった子供たちの進路はどうなるの??

義務教育の意味とは?学校に行くことが義務ではない

不登校でも悪くない!恥ずかしいことでもない

「義務教育」と聞くと、学校に行って教育を受けることが義務だと思ってしまいませんか?

恥ずかしながら私も最近までずっとそう思ってきました。

だって昭和は学校に行かなかったら先生にも親にもめっちゃ怒られるような時代だったんですよ!

私の両親はちょっと変わっているのでそういうことは全くなく、おかげで幼稚園と短大はほとんど行ってなかったんですけどね。

毒なめこ
毒なめこ
遺伝じゃん!

義務教育の定義とはざっくり言うと子供の就学を親に義務付けているという意味なのです。

つまり子供は学校に行かないといけないわけではないし、親も入学の手続きをしているのでどちらも悪いことや間違ったことをしてはいないのです。

不登校だと世間体を気にしがちですが恥ずかしいとか申し訳ないとか思わなくていいんですよね。

不登校を受け入れるまでの葛藤

約20年子育てをしてきて、周囲にも不登校の子や保健室登校の子は何人かいました。

上の子たちも反抗期はたまにずる休みしたこともあったし、他人事だとは思わずに明日は我が身くらいの気持ちではいたのです。

それでも実際わが子が学校に行きたくないと泣いた日はまさに青天の霹靂!

会社を休んでじっくり話を聞きましたが、いじめられているわけではなかった安堵と同時にそれでは一体どうやって原因を排除したらいいのか?と出口の見えないトンネルに迷い込んだかのような暗い気持ちになりました。

子供は「中学校に入学したら行く」と言っていたのですが私は居ても立ってもいられずに…

「明日は行ける?来週になったら?」

「週3日通えたらゲーム好きなだけやってもいいよ?」

「先生も心配してるから週1回だけでも行こうか!」

「卒業式だけは出ようね!」

書き出してみると相当ウザい(笑)

ウザさと反比例して結局段々行かなくなってしまいましたが、卒業式はなんとか出席してくれました。

無理をさせて申し訳ない気持ちと嬉しさで複雑でしたが…。

 

 

ネットで不登校について調べると今は無理に行かせなくていいという意見が大多数でした。

しつこいようですが昭和は病気でもないのに学校を休みたいなんて言ったら怒鳴られて殴られて放り出されるような時代です。

もふ子
もふ子
ここまで過激なのは一部のご家庭かと…

行かせなくていいと言われても誰かがうちの子の未来の責任を取ってくれるわけでもありません。

それに嫌なことから逃げていたらなんとか社会に出られてもその先大丈夫なんだろうかという不安があります。

子供のためを思うからこそなかなか諦めて受け入れることができないのです…。(書いてて辛い)

自立できれば途中経過は人それぞれでいい

でも親が子供に望むことって何だろうと考えたとき、最低限の願いは元気で生きていてくれることだけだと思うんですよね。

「子供のため」を振りかざして笑顔を奪ったり追いつめてしまってはどうしようもありません。

だとしたら、親も子供も力を抜いて楽しく生きたい!

その次に望むことは親がいなくても自分で生活できる力をつけてくれることでしょうか。

いわゆる「自立」ですよね。

それには学歴は必ずしも必要ではないのですが、あった方が子供のためにはなります。

だからこそ最短で手に入るよう学校に行かせたがる親と、遠回りや休憩も必要な子供の間で分かり合えないもどかしさや苦しさが生まれてしまうのでしょうか…。

夏休み明けという時期のせいか、私たち親子もまた不登校再発の危機に直面しています。

いつか目的地に辿り着くなら問題ないと思えるようになりたいものです。

順調に近道を行ったはずがまだ目的地に着かなくて、道から外れたかと思うような子が自分で考え行動した結果成功する。

そんな童話みたいなことが起こるのもまた人生かもしれませんね。

フリースクールのメリットとデメリット

フリースクールとは何?どんなメリットがある?

葛藤の末に不登校を受け入れることができたとして、一番の不安は子供の進路。

義務教育なので学校に通えなくても中学校を卒業することは可能です。

でも出席していない=内申がないため全日制の高校を受験することが難しくなります。

このように中学校に通えない子のために、在籍中学校と連携して通学することで指導要録上出席扱いにしてもらえるフリースクールという存在があります。

少人数クラスで生徒一人ひとりの個性に応えてもらえて、学力に応じて高校や大学進学にも対応可能とのこと。

えっ、じゃあここ行けばいいんじゃない?

毒なめこ
毒なめこ
そんな簡単にいかないでしょ

デメリットは費用が高く数が少ない

我が家の近所にはたまたまフリースクールが見つかりました。

しかし全国的には数が全然足りていなくて深刻な問題となっているそうです。

通学定期も使えるとはいえ、元々不登校な子があまり遠くまで通うのは大変ですしね。

更にフリースクールは公的な支援がないため学費が高額になります。

公立の中学校なら給食費と教材費等に修学旅行の積立金で、毎月15000円もあれば足りると思いますがフリースクールは倍以上の33000円ほどが平均値だそうです。

私立中学校はもっとかかるでしょうからそれよりはマシですが…。

ちなみに私がフリースクールを検索していたのを嗅ぎつけたのか、主人が「サボってる奴にそんな高いお金かけて通わせる気ないからね」とまたも正論で釘を刺してきました!

まあ不登校の理由が曖昧なだけに、これには私も同感かな…。

というわけで我が家にはフリースクールの選択肢は今のところなくなってしまいました。

通える距離にあってお金に余裕があるご家庭は選択肢の一つに加えてみてもいいかもしれません。

通信制高校のメリットデメリット

通信制高校って何?

通信制高校とは、通信教育で全日制高校と同じ卒業資格が得られる高校です。

毎日通う必要がなく(週に数回、年に数回)好きな時間に勉強してネットや郵送でレポートを提出します。

出席日数に関係なく単位数など要件を満たせば卒業できるため、不登校生徒の増加に伴い注目を浴びています。

公立通信制高校の費用は?

公立の通信制高校は学費が年間たった3万円程度と激安なのが魅力です。

もふ子
もふ子
これならどんなご家庭でも通いやすい♡

ただ学校がある県に在住していることが条件で、入学の時期も決まっています。

転入学時に試験や面接があったり、ある程度の基礎学力が求められます。

学校に行っていなくても通信教育や家庭教師で家庭学習ができていて、勉強に苦手意識のない子向けだと言えるでしょう。

また、公立の通信制高校は登校日や試験日も決まっている学校が多いです。

中学時代全然通えていなかったような不登校の子にはハードルが高いかもしれませんね。

私立通信制高校の費用は?

これに対し私立通信制高校は、登校日や登校頻度を自分で決められます。

自由度が高く単位を取得しやすいカリキュラムとなっているため公立と比べると圧倒的に人気があるそうです。

私立通信制高校で一番魅力的なのは精神面のサポートが整っていることです。

学校によっては心理カウンセラーが常駐しているところもあります。

その代わり学費は自宅学習メインで年間30万円前後、通学で50万円以上とかなり高額に!

私立なので学校によりかなり幅があるようです。

まずは資料を請求して比較検討しておきましょう。

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学費が安い私立通信制高校の一例

たまたま見かけた近所の私立通信制高校の学費内訳ですが…

・入学金50000円

・教育充実費15000円

・授業料200000円(単位数によります)

他に教科書代10000円~雑費が数千円かかってざっくり初年度の費用は28万円くらいでした。

公立の通信制高校の学費が安いのは本当に必要なものだけしか提供していないからです。

そのためサポートがないと勉強できる自信のない人は学費が高くても私立の方がおすすめです。

確実に卒業して自分の望む進学や就職をすることが大切ではないかと思います。

通信制高校も就学支援金を利用できる

全日制の高校と同じように通信制の高校にも就学支援金制度があります。

国からの支援金のため返済の義務もありません!

毒なめこ
毒なめこ
これは助かるね

ご家庭の世帯所得によって支給される金額が違ってくるため正確に言えませんが公立なら実質負担金は3万円程度、私立なら1/3~2/3の額で済みそうです。

もしかして無理に受験させて、行きたいわけでもない私立高校に高い学費払うよりこっちの選択の方がいいのでは?

まあ問題はその先の「目的地」ですから結局は子供のやる気次第なのですが。

とりあえず不登校で学校に行けないからといって絶望する必要はなく、いろんな道があり未来はいくらでも拓けるということが分かりました。

これだけでも多少気は楽になれた気がします♪

同じ悩みを持つ皆様にもこの記事がお役に立てれば幸いです。

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