秋も深まりいよいよ本格的な受験シーズンとなってきましたね。
浪人の末に理系の大学に進学した次男も早や2年生…。
相変わらず一番の得意科目は英語という不思議(笑)
思えば大学受験で全落ちした時、浪人するより留学したほうがいいのでは?と勧めてくれた知人もいました。
費用の面で無理だと思って詳しく話を聞きませんでしたが、もし短期でも留学していたらまるで違った未来を歩んでいたかもしれませんね!
大学受験で全落ちした子が留学を選択するケースもあるようですが、それは果たして正しいのでしょうか?
簡単ではありますがメリットとデメリットを挙げてみましたので良かったら参考までにお読みくださいね!
目次
大学に全落ちして留学と浪人では費用はどちらが安い?
短期留学した場合の費用
留学だなんて単語のイメージだけで費用が絶対高そうですよね?
もちろん実際高いです。
ただ留学の費用はどこに行くか(国)とどれくらい行くか(期間)によって大きく変わるのです。
安い国に2~3週間行くだけであれば費用は20万円程度で済むでしょう。
これくらいなら我が家でも行けたかも?
まあ短期間なのであくまで全落ちのダメージを回復させるための気分転換程度です。
これに意味があるかはどうか後ほど解説しますね。
長期留学した場合の費用
「大学受験に全落ちしたから留学したい」
そう子供が言ってきたときは大抵の場合1年くらいの長期留学でしょう。
最低でもそのくらい滞在しないと語学を習得できないような気もしますしね。
しかしその場合の費用は数百万円かかることを覚悟しておかないといけません。
大学進学していればかかったであろう費用を語学留学につぎ込む感じですね。
これだけの金額をかけて行く意味があるかどうかですが、これも後ほど解説します。
浪人した場合の費用
大学受験に全落ちして浪人する場合は予備校に通うか自宅で勉強する宅浪かを選ぶことになります。
ざっくりですが予備校なら100万円程度は必要になるでしょう。
夏期講習や冬期講習の選択次第で前後すると思ってください。
これに対して宅浪であればかかるお金はせいぜい問題集程度。
ただ自分だけの力で一年間集中力を途切らせることなく学力を上げることができるかは難しいところです。
世間では一年目は予備校、二年目以降は宅浪というケースが多いようです。
このように費用の面では当然浪人の方が安く抑えられそうです。
それでも留学を選ぶ場合はどのようなメリットがあるかみていきましょう。
浪人せず留学したほうが大学全落ちのダメージを軽くできる
留学のメリット
これは経験しないと分からない辛さだと思いますが、大学に全落ちするということは親子共々心に深い傷を負います。
繊細な子だともう立ち直れないとばかりに自暴自棄になることも…。
そんな時に短期でも留学することで新しい目標が見つかったりすれば心の回復とともにやる気が戻ってくるかもしれません。
短期の留学なら帰国してから再度大学受験のための勉強をするのも間に合います。
留学経験は就職活動のアピールにもなりますし、気持ちよくお金を出してあげられるご家庭にはお勧めです。
長期留学であれば毎日その国の言語を使うことによって自然と語学力が身につくでしょう。
就職するには当然有利であると考えられます。
留学のデメリット
言うまでもなくデメリットは費用です。
短期留学ならともかく長期の場合は大学進学のために準備したお金を全て留学に費やしてしまうことになるかもしれません。
もしお子さんが気持ちを切り替えてその国の語学を生かせる仕事に就きたいと考えているなら親としては応援せざるを得ないかもしれませんが…。
個人的には短期じゃダメ?って聞きたいですね(笑)
大学全落ちしても留学すれば就職に有利
留学後に就職するなら学歴は高卒のまま
留学するならある程度長期間でないと就職に有利なほどの語学力が身につかないでしょう。
でも何百万円とお金をかけて留学して帰国後に夢を叶えることは困難です。
何故なら語学力をアピールできても学歴的には高卒のため本人の気望と受け入れてくれる会社が合致しないと思われます。
短期留学程度ではそこまで就職に有利にならないと思われがちですが、その国でどんなことを学びどんな経験をしたかはアピール次第で有利に働くのではないでしょうか。
もちろんこれも帰国後に無事大学進学した場合ですが…。
留学後に大学進学すれば就職に有利
そう考えると短期留学はあくまで大学受験全落ちの心の傷をいやすための選択肢のような気がします。
でも上手くいけば就職活動の際にアピールポイントにもなるので決して無駄な経験ではないと言えるでしょう。
そしてどうせなら短期よりは中期、半年程度留学して帰国してからでも急げば大学受験に間に合いますよね。
お子さんがどうしてもと言うなら中期留学くらいが費用とメリットを考えた時に一番利益率的にはいいのかなと思います。
だって一年まるっと留学して翌年予備校で翌年大学進学とか…一体いくらかかるのやら?
(いっせんまんとかかな)
しかし何度も言いますが大学に全落ちした子供は深い傷を負っています。
留学にしろ予備校にしろ宅浪にしろ、親はまず希望を聞いてあげられる心のゆとりとある程度の経済力を身につけておきたいですね…!
膨大な教育費を少しでも減らすべく
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