浪人生の大学受験は基本的に自分で考えて手続き等しないといけないので親も心労が絶えませんね。
予備校に通っていてもお世話してもらえる範囲外のことが多いので油断してはいけません。
奨学金申請の結果通知書も高校まで受け取りに行く必要がありましたよ。
それくらい郵送してくれるのではないかと淡い期待を抱いていましたが、都合のいい時に取りに来てくださいと非情な電話がありました。
子供は予備校で忙しかったり、親も働いてるとすぐ行けるわけではないんですけどね。
それに遠い高校だと時間も交通費もかかります。
わざわざ出向いたので大学受験に必要な調査書の申請方法と日数や手数料がどのくらいかかるかも聞いてきました。
2~3日かと思っていましたが、なんと1週間くらい見てくださいとのこと!
担任の先生にもいろいろ予定があるからとのことでしたが、もしかしたら浪人生より在校生優先だったりするのかもしれませんね。
その場で頼みたいくらいでしたが、基本的に本人が申請書類を書く必要があるためできませんでした。
こうして浪人生の大学受験に必要な調査書は願書提出期間までに間に合わないのではないかという新たな悩みを抱えることになったのです。
目次
浪人生の大学受験に調査書は必要なのか
調査書は必要だが大学の合否に影響はない
調査書とは定期テストの成績や学校での生活態度、健康状態、取得した資格などについて記述した書類のことです。
この調査書において、各教科の成績を5段階評価で点数にしたものが内申点です。
ほぼ全ての大学で調査書の提出は必要ですが合否に関係はないようです。
提出が必要な理由は高校卒業に必要な単位を取得できているか、出席日数を満たしているかという2点を確認するためです。
つまり調査書で受験生が大学に入学できる資格があるかどうかを判断します。
浪人生の調査書発行は郵送でも依頼可能
現役生なら普段から担任の先生とコミュニケーションが取れているためスムーズに発行してもらえます。
しかし浪人生は自分で卒業した高校にお願いする必要があります。
願書提出期限に間に合わない事態を防ぐためにも早めに申請した方がいいでしょう。
できれば12月初めには依頼して下旬には受け取っておきたいところです。
これでも早めに問い合わせたつもりだったのですが、世間の認識とズレがあったようです…(笑)
この記事を読んで心配になった人は急いで高校に連絡するなり足を運んでくださいね!
逆にまだ時間に余裕がある人は郵送での調査書発行のやり取りも可能だと思います。
宛先を書いて切手を貼った返信用封筒も必要になるかと思いますので事前に高校側に確認してくださいね。
その場合も申請書の到着確認やいつ頃もらえるかの目安を聞いておくなどミスのないように進めましょう。
調査書発行にかかる日数と電子化移行予定
冒頭のように我が家の場合は一週間程度で作成してもらえるという返事でした。
ちょうど冬休み突入という最悪なタイミングで、急いでもらいたくても担任の先生も不在かもしれません。
ここはもう諦めて、最悪年明けすぐの依頼でも間に合うのではないかと思います。
現在の調査書は高校の教員(主に担任)が作成しているため、発行されるまでの時間に差が出てしまうようです。
文部科学省は2022年を目処に全ての大学の入試において調査書を電子化する方針を示しています。
そうなれば時間は大幅に短縮できて便利になりそうですね。
浪人生の大学受験調査書のもらい方と発行可能枚数
高校によってはいくらか手数料がかかる場合も
大学受験に必要な調査書は受けたい大学の数だけもらえます。
しかし高校によっては手数料がかかるので念のためにと申請しすぎるのも考えものです。
私立高校は有料の場合が多いようです。
我が家の場合は1通200円だったので少し多めに10通もらうと合計で2000円ですね。
しかし途中で足りなくなってしまったらまた追加で申請し直さないといけません。
再び願書提出期限に間に合わなくなるのも怖いため、仕方ない出費と思うことにします…。
申請書類は基本的に本人が記載
奨学金申請の結果通知書を受け取りに行った時に一緒に調査書も申請しようかと思った私。
それができなかったのは申請書類に欲しい調査書分の大学名(学部等も)を記載しなければいけなかったからです。
もしちゃんと把握できていたら他には住所と氏名くらいだったので親でも書けたのですが…。
まだ次男から今年どこの大学を受けるのか、第一希望くらいしか知らされていないのです。
(しょっちゅう聞いてはいるのですが返事がありません)
本当ならこの時期は既に予備校での三者面談も終えてしっかり把握できているはず。
そうさせてくれないのが私の息子なのです(笑)
浪人生の調査書準備が間に合わないを防ぐには期限に注意して早めに申請
各大学の願書受付時期と必要書類はしっかり確認
センター試験利用入試や一般入試前期日程は年明け一斉にスタートします。
大体1/4か1/5からですね。
ちなみに今年のセンター試験は1/18・1/19で、この前後に願書提出期限がやってきます。
早いところで1/17消印有効と考えると1/14あたりには受け取りたい!
三連休もありますし、年明けの調査書申請ではやはりギリギリ間に合う感じになりますね。
とはいえ提出書類は調査書の他には願書と写真くらいです。
送る際には提出書類の入れ忘れがないように気を付けて郵便局窓口から速達簡易書留で送付してくださいね。
地味に郵便料金が高いですが(7~800円)必要経費ですのでケチって勝手に普通郵便で送付しないようにしてください。
万が一紛失してしまうと追跡できない普通郵便では取り返しのつかないことになります。
後期受験で調査書有効期限が切れたら追加申請
我が家とは逆に、調査書を11月~12月頭には申請した慎重な方もいるかもしれません。
たしかに早めに準備したほうが安心ではありますが調査書の有効期限は発行日から3か月なのです。
受験が後期までもつれ込んだ場合は期限が切れてしまう場合もあり得ます。
もしそうなりそうな場合はまた早めに調査書発行申請依頼をしましょう。
2月下旬にもなれば申請する人も少ないでしょうから事情により急いでもらえるかもしれません。
書類の不備のようなつまらないことでチャンスが減ることのないよう注意したいですね!
(私が言うのもなんですが)
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?