不登校のまま高校受験を迎えることとなった我が家の三男。
中学校には顔を出すだけ、塾も続けてますが積極的に通う姿勢は見られない…そんな毎日です。
スマホで動画やゲームは毎日欠かさないというのに!
でも時代のせいにするわけじゃないけど今ってそんな子が多いみたいですね。
不登校の生徒の数もグングン増えて過去最高と言われていますが、やはりゲーム依存だという声はよく聞きます。
不登校で勉強もしないでゲームばかりでいいのだろうかと不安になりますが親の心子知らず。
YouTuberになりたいだとかeスポーツがやりたいだとか現実の厳しさも知らず将来の夢を語るのです。
しかし子供のやりたいことを頭ごなしに否定してはいけません。
たしかにうまくいく可能性はゼロではないし一度きりの人生なので好きなようにやってみてほしいとは思います。
それでは親としてどこまで(金銭的に)応援できるものかを考えていきましょう。
目次
YouTuberもeスポーツも誰でもできるけど稼ぐには?
YouTuberになるために必要な資格
わざわざ書かなくてもお分かりかと思いますが…ないです(笑)
年齢も学歴も不問、やりたいと思ったらスマホさえあれば誰でもできます。
だから家に引きこもってグダグダゲームやってる暇があるならさっさと始めたらいいんです!
でも本格的にやろうと思ったらスペックの高いパソコンや一眼レフなどのカメラ、マイクやライトなども揃えたいですね。
他にも編集ソフトとか、初期投資がそれなりにかかりそうです。
不登校の子供の扱いとしては「できるだけ希望は聞いてあげて居心地よい空間を作ることから」と言われています。
だからといってわがままを何でも受け入れるのは違う気がしますよね。
個人的にはYouTubeは再生数がなんぼの世界なのでスマホや家のパソコンだけでも何らかの実績を出してもらって話はそれからかなと思います。
eスポーツを始めるのに必要な資格
eスポーツとはパソコンやスマホ、ゲーム機などを使用して行う個人またはチームで行う対戦型ゲームの一形式です。
スポーツといっても運動メインではなく全身の筋力は必要とせず、ゲーム操作のスキルや思考力が求められます。
こちらも資格は必要ありませんがeスポーツをやるということは将来プロゲーマーになるかゲーム関係の仕事に就くということになると思います。
前者はもちろんのこと、後者もかなりの努力が必要になるはずです。
厳しいことを言いますが勉強が嫌いだからゲームに逃げているような子では先行き不安です。
そこはきちんと話し合ってお子さんのゲーム愛が本物であれば認めてあげてもいいと思います。
こちらもやると決めたならゲーミングPCにゲーミングチェア、ヘッドホンやマウスなど専用のものが一式必要になるでしょう。
プロゲーマーを目指すのであれば大会に出て成績を残すのはもちろん、SNSで発信したり企業にアピールしてスポンサーになってもらわないといけません。
その様子をYouTubeで公開すればまさに一石二鳥かも?
YouTuberとプロゲーマーの年収っていくらくらい?
YouTuberの収入
先ほど再生数がナンボと言いましたが、YouTuberの報酬額は1再生あたり約0.05~0.3円と言われています。
変動する理由は時期や需要によって広告単価が異なるからです。
もちろん再生回数が多いほど報酬も多くなりますが、月収は小銭程度の人から億単位で稼ぐ人までピンキリです。
非常に夢がありますが親としては現実離れした金額より会社員の平均的な収入くらい稼げればいいと思うところでしょう。
しかしYouTuberの世界に安定した収入は存在しません。
以前からやる人が増えれば広告単価が下がるからあまり稼げなくなるなんて話もよく聞きますし、ある日突然収入が激減しても高額な税金の支払いは待ったなしです。
中学生くらいの子が理解してるとも思えないので懇々と説明してあげましょう。
やっぱりやめた!となればそれはそれでいいと思います(笑)
プロゲーマーの収入
プロゲーマーの平均年収について調べましたが根拠となる資料は見つけられませんでした。
ただ大会などの賞金額から平均500万円前後ではないかと推測されます。
プロになるには茨の道だと思うので、それからすると案外普通な印象…?
でも好きなことをやって年収500万円なら幸せなのかもしれませんね。
ただしあくまで「平均」なので年収200万の人から年収1000万の人というように幅広く存在するのかもしれません。
そして世界のトッププレイヤーの場合は推定年収2億円、日本のトッププレイヤーで年収2000万円くらいと言われています。
eスポーツの認知度が低いせいかかなり開きがありますが、それでも夢はある職業なのは間違いないですね。
不登校でゲーム好きなら通信制高校がベスト
通信制高校なら不登校でも通いやすい
YouTuberになるために特別な学校に入る必要はありませんが、eスポーツをやりたいなら通信制高校がおすすめです。
全日制高校でも部活動として存在する場合もありますが軒並み偏差値が高いようです。
私立高校も出席日数を重視するところが多いので不登校の生徒には厳しいでしょう。
それに小中学校で不登校だった子が高校には進学したいと言った時、親としてはちゃんと通えるかどうかが心配なところですよね。
通信制高校は通学回数を自分で選択できたりオンラインでも単位が取得できたり柔軟なのでマイペースに通うことができるのです。
そしてコースや学科も豊富なのが通信制高校の魅力の一つ。
eスポーツを学べる学科も近年の人気に合わせて続々増えています。
強くなるためにはまずゲームのことを学んで詳しく知るところから始まります。
専門学校に進学してもいいのですがどうせなら早いうちから学んでおくのが一番です。
本当にプロを目指す気持ちがあるなら回り道をしないでeスポーツ学科のある通信制高校を選ぶのがいいでしょう。
通信制高校卒業後の進路や就職先
通信制高校を卒業すると全日制高校と同じように高卒資格が得られます。
ほんの一握りかとは思いますが、この時点で大会などで実績を出していればそのままプロゲーマーへの道を進むことになるでしょう。
就職先としてはゲーム会社やイベント会社、雑誌やWebメディアのライターなどが考えられます。
もっと深い知識を得るために専門学校や大学へ進学する生徒も多いようです。
eスポーツ学科で学んだ知識はいろんな分野に応用が可能なのです。
例えばeスポーツの大会は海外の方が規模が大きく数が多いので英語力が必要なため語学の勉強にも力を入れています。
最終的には全然違う業界に就職することもあり得ますね。
通信制ルネサンス高等学校の学費や偏差値は?
ルネサンス高等学校の学費
eスポーツが学べる通信制高校では通称ルネ高ことルネサンス高等学校が有名です。
学校自体は歴史があるのですがeスポーツ学科は2018年4月開校と比較的新しいです。
私たちもeスポーツを知ったのが割と最近ですもんね!
現在キャンパスは大阪・東京・名古屋栄・横浜の4箇所。
学費はキャンパスによって違いますが、大阪校の場合は初年度は下記のようになります。
ルネサンス大阪高等学校は国の高等学校等就学支援金制度と大阪府の私立高等学校等授業料支援補助金制度の対象校です。
そのため大阪府在住の方は負担は入学金5万円のみ、それ以外の方は249700円になります。
ただし大阪府の補助金分は年度末に還付されるので最初に支払いは必要となりますことをご注意ください。
また、大阪府以外の方はお住まいの地域の補助制度が利用できるかどうか自治体のHPをお調べいただくかお問い合わせくださいね。
ルネサンス高等学校の偏差値
ルネサンス高等学校で主に採用されているゲームはこちらになります。
うちの息子たちも好きそうな、聞いたことのあるものばかり!
※画像はHPよりお借りしました
このようにゲーム好きにはたまらないルネサンス高等学校ですから開校と同時に大人気で入学希望者が殺到したようです。
でも入学試験はなく書類選考のみなので、偏差値も存在しませんし不合格者が出たという話は見つけられませんでした。
中学時代に何か問題を起こしていた場合など、一部面接があるそうですが聞かれることは入学を希望する理由などスタンダードな内容かと思われます。
緊張せずに熱意をしっかり伝えるように頑張りましょう!
好きなことややりたいことを仕事にするのは誰でも難しいものです。
お子さんの気持ちが真剣であれば親もできる限りサポートしてあげたいですね。
しかし転入・編入はいつでもOK!
説明会参加が必須の学校もありますので
早めに取り寄せ確認しましょう。