SNSで稼ぐ某中学生きっかけで知ったN高校。
通信制高校の代表格としてかなり知名度が上がってきていますね。
勢いのままに2021年4月に姉妹校としてS高校も開校しております。
早速N高校との違いや特徴について調べてみました。
通信制高校を検討する皆さんのお役に立てれば幸いです。
目次
N高校とS高校の違いは本校所在地とスクーリングの内容
NとSの校名の由来
どうでもいいかとは思いますが「NとSって磁石かよ!」とツッコミたくなる人のために一応由来を書いておきます。
過去記事でも書きましたがN高校の「N」はNET、NEW、NEXT、NECESSARY、NEUTRALなど多くの意味が込めれているそうです。
これに対してS高校の「S」はSUPER、SPECIAL、SHINE、SPECTACLEなどいろんな「S」を自分だけの「S」にできるようにという想いなのだそうです。
これだけ聞くとN高校は革新的、S高校は独創的といった印象を受けました。
まあ名前の由来で高校を決める人はいないと思いますし、どうでもよかったらすみません(笑)
S高校の場所はアクセスが不便?
S高校の所在地は茨城県つくば市です。
つくば市といえば筑波山をはじめ豊かな自然と都会的な生活をどちらも享受できる研究学園都市!
イメージ的にS高校にぴったりですね。
最寄り駅はつくば駅で秋葉原からなら1時間ほどで行けますが、駅からは遠くてアクセスは不便なようです。
とはいえS高校は基本ネットで学ぶので問題はありません。
通学コースの生徒が通えるキャンパスは全国19ヵ所ありますので通いたいキャンパスを選んでくださいね。
※通学プログラミングコースは代々木と梅田の2キャンパス
それでも遠いところばかり!という方には学生寮もあります。
画像はHPからお借りしました。
月額費用は地域によって異なりますが首都圏エリアだと67200円~です。
一見高いと思いましたが先日長男が一人暮らしを始めて家賃に苦慮した記憶が新しい我が家。
それを思うと食事光熱費込みでの金額ですし、防犯面の心配もないので考えようによってはリーズナブルかもしれませんね。
キャンパスは同じでもスクーリング先が別
N高校もS高校も全国19ヵ所のキャンパスは同じなのでイベントも一緒に楽しむことが可能です。
唯一大きく違うのは2年次のスクーリングを本校所在地で行うことです。
すなわちN高校は沖縄、S高校は茨城県つくば市でかなり離れていますね。
5日間だけなので旅行気分で遠くても構わないと割り切ることもできますが、N高校とS高校で迷うならスクーリングの場所と内容が決め手となりそうです。
スクーリングが沖縄とつくばで費用がかなり違う
沖縄N高校のスクーリング費用と特色
スクーリングの参加費用は約7万円です。
しかし場所が沖縄となると出発場所にもよりますが交通費を考えて10万円程度は考えておいた方がいいですね。
修学旅行みたいなものですから用意する際にいろいろ買い足すものもありそうです。
お小遣いも必要となるとまあまあの出費ですね。
沖縄という土地柄、スクーリングはマリンスポーツだったり郷土料理を作ったり伝統工芸を体験するそうです。
つくばS高校のスクーリング費用と特色
しかし費用を抑えたい、飛行機が苦手、みんなとワイワイやるのが苦手という生徒さんならS高校の方がいいかもしれません。
つくばなら首都圏近辺の方は交通費は大幅カットできますね。
そして希望であれば宿泊せずに日帰りで通うことも可能なので集団行動が苦手ならこちらの方が安心かも?
スクーリングの内容は筑波山の探索や宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ) 等施設での学習が予定されています。
どちらのスクーリングもその土地の魅力を生かした内容となっていますね。
N高校もS高校も学費は同じ!ネットコースと通学コースは雲泥の差
ネットコースは授業料無料
N高校もS高校も学費は同じです。
金額はネットコースか通学コース(週1・3・5日)かによって違います。
ベースとなるネットコースから見ていきましょう。
入学金は1万円です。
(上記合計額はスタンダードコースの場合です)
1、2年次は24単位ですが3年次のみ25単位必要なのでスタンダードコースの場合3年間だと合計724,600円になるはず。
でも国の高等学校修学支援金制度の対象ですから世帯年収590万円未満なら授業料部分はまるっと補助されて実質無料!
上記で計算し直すと3年間で199,000円、1年あたり63,000円になります。
これはVRを用いるプレミアムコースにした方がお得なのでは♡
世帯年収590万~910万未満の場合は差額を支払わないといけないのでスタンダードコースでも3年間で378,136円になります。
どちらにせよ就学支援金は年度末に振り込まれるため入学時に学費を一括納入しなくてはいけません。
お金の準備はお早めに!
通学コースの学費は高い
通学コースの学費は上記のネットコース学費に上乗せとなります。
通う日数にもよりますが吐き気がするほど高いのでざっくりな説明でもいいですか?
まず入学金が桁違いの110,000円!
学費年間週5コースは840,000円。
週3コースは615,000円。
週1コースは390,000円。
通学コースは一括じゃなくて分割納入も可能ですがそれにしても高い!
もう一回言いますが通学コースの学費はネットコース学費に上乗せ なんです。
ということは週5コースで840,000+243,000=1,083,000円ですよね?
初年度は入学金もあるんですよ…。
そんなに払うなら普通に私立高校行けばいいし、全日制に通えなくてN高校(S高校)にしたならネットコースでいいのではと思うのは私だけでしょうか?
偏差値は非公表で不明でも大学進学コース検討
入学試験は書類選考のみ
ネットコースの場合は入学試験はなく書類選考(中学校の調査書のみ)で決まります。
そのため偏差値は存在しません。
通学コースは筆記試験や面接もあるようですが偏差値40程度の子から70前後の子までが通う学校ですので算出するのはあまり意味がないのでしょう。
今までも公表していないようですし、これからもしないと思われます。
なお入学検定料は5000円必要です。
特進コースで有名大学合格
東大や早慶など有名大学合格実績もあるN高校。
S高校も当然大学進学希望者がたくさんいると思われます。
そんな生徒のためにオンラインコーチング大学進学クラスというオプションもあります。
大学の難易度により月額約2~4万円かかりますが選考試験もあるほど多くの生徒が希望する様子。
専任の先生とアシスタントが付き、個別の学習計画を作成してくれたりとかなり手厚い指導が受けられそうです。
偏差値が存在しないとはいえN高校とS高校には優秀な生徒がたくさんいるので向上心のあるお子さんにはいい刺激となるのではないでしょうか!
プログラミング特化コースや倍率の高い職業体験も
通信制高校は調査書よりやる気を重視してくれるので不登校の生徒の受け入れにも寛容です。
勉強が嫌いでも得意な分野で才能を伸ばせるように各種コースが用意されているのも魅力の一つですよね。
N高校(S高校)ではプログラミング特化コースが有名です。
代々木・江坂キャンパスのみなのが残念ですが金銭的な問題がなければ学生寮もあります。
高校生のうちから本格的に学んでおくと就職もスムーズですし興味のある方は検討の価値ありです。
他にも各種職業体験が参加費3~4万円程度で開催されています。
これは就職希望の生徒に人気で倍率が高く、必ず参加できるものではないようです。
費用の半分は学校が負担しているそうなので普通の高校ではなかなか体験できないプログラムであることが予想できますね。
進学希望にも就職希望にも魅力的なN高校とS高校。
今から資料だけでも取り寄せて検討することをおすすめします!
しかし転入・編入はいつでもOK!
説明会参加が必須の学校もありますので
早めに取り寄せ確認しましょう。