金曜ロードショーとの兼ね合いで凪のお暇はいつも録画…。
でも続きが気になるためたいてい翌日には見ちゃいます。
私の好みは高橋一生<中村倫也ですが、慎二とゴンなら断然慎二♡
ドSと号泣のギャップがいいですよね~
しかし今回注目したのは主人公の凪が母親に逆らえず自分の夢を諦めてしまう場面。
教育費にどんな関係が?と思うかもしれませんが、子供にかけるお金と期待は比例するのではないでしょうか。
ちなみにドラマでは凪が多額の教育費をかけられていたエピソードはありません。
しかし田舎に住む母親がシングルマザーながらに娘を東京の大企業に就職させるまで育てたわけですから相当の苦労が垣間見えますね。
そんな親の愛がいつしか歪み子供にプレッシャーを感じさせたり、そもそも望んでいなかったと思われていたとしたらなんだか悲しい…。
そうならないためにも今日の記事は子育て世代の方に是非読んでいただきたいなと思います!
目次
自覚のない隠れ毒親にならないために
毒親とは一体何?
毒親とは子供に悪影響を及ぼしたり、厄介だと感じられるような親を指す俗的概念です。
1989年にスーザン・フォワードという人が作った比較的新しい言葉ですが2008年頃から問題視され、ここ数年は一種のブームにさえなりつつあります。
毒と比喩されるからには相当ひどい親限定にしてほしいものですが、感じ方は子供次第というわけで…。
あなたの愛情、毒親判定されていませんか?
毒親診断!タイプ別の特徴一覧
暴力・暴言タイプ
言うまでもなく一発毒認定ですね(笑)
時には子供が人を傷つけたり迷惑をかけたときに、愛ある躾で手が出ることもあるかもしれません。
親しかできないことでもありますし、それはケースバイケースでぶたれる側も納得がいけばいいのかなとは思いますが…。
でもまだ善悪の判別がつかないくらい幼い子に手を挙げそうになってしまったときは自分の手のひらを見てください。
その大きな手で、抵抗できない小さな子をぶてますか?
そもそも乳幼児にはぶたれるほど悪いことなんてできないんです。
呼吸でもして落ち着いて考えてくださいね。
自己中タイプ
これは自分の思い通りにならないと暴れたり騒いだりする大人なのに駄々っ子のような迷惑度の高いタイプです。
無視でOKでしょう。
放置タイプ
いわゆるネグレクトというもので、これも虐待に当てはまりますよね。
ちゃんと世話はしていても、無関心だとしたら子供は実はけっこう傷ついています。
最近では子供に話しかけられているのにスマホに夢中な親などもこれに該当しそうです。
そんなつもりはなくても子供がどう感じ取るかですので気を付けましょう。
過干渉タイプ
逆に世話を焼きすぎの過保護な親も多いですよね。
過保護な親全てが毒というわけでもないのですが、度が過ぎると子供は息苦しく感じるかもしれません。
子供も親が自分のためにしてくれてることですから嫌って言いだしにくいんですよね。
その結果、自分の意志で何も決められないような大人に育ってしまったら悲劇です。
自己愛タイプ
私の勝手なイメージですが教育ママやらステージママに多くいる気がします。
自分が第一なので周囲に良い母と映ることが最優先で子供の気持ちは考えません。
塾に習い事…小さいころからぎっちり埋まったスケジュール、それって子供が望んだことなのかなといつも疑問に思ってしまいます。
同情を誘うタイプ
凪のお暇に出てくる母親は自己愛タイプとこのタイプに当てはまりますね。
家をリフォームするお金がないため娘のお金をアテにして、難色を示されると口ではどうにかすると言いながら泣きそうな顔で困った素振り。
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相談もせずに見積もりまでとって話を進めて払わせる気マンマンな態度にイラッとしつつ、母親役の片平なぎささんの演技が上手いため見入ってしまいました!
「良い子」で育てられた子供は逆らえず無理をしてでもお金を出してしまうものなのですね。
私なら絶対出さないなと思いながら見てましたが。
教育費のかけすぎは毒親になる要素あり
親子でも見返りを求めない無償の愛は難しい
上の2つはあまり該当する人はいないと思います。(そうであってほしい)
真ん中の2つ、放置タイプは例を挙げたようにスマホの件を気を付けること。
あとは子供が頑張ったときはちゃんと褒めてあげることなどで回避できると思います。
過干渉タイプも程度次第ですのでよほど大丈夫かと。
下の2つのタイプはお金がポイントになってくると思うんですよね。
あなたを立派に育てたのに(お金をかけたのに)何もしてくれないの?ひどい!
お金をかけたのに、は正しくは「好きで」お金をかけたのに…なのですが毒親は都合よくその部分は消去してしまいます。
見返りを求めてしまう気持ちは分からなくもないですが、親子間では悲しいことですね。
教育費をかけても必ず成功するわけではない
私は子供に高学歴を望んだり、何かしてもらいたくて教育費をかけてるわけではありません。
子供が望んだからといって無理していい大学に行かせても、就職できなかったりブラック企業ですぐ辞めてニートになったりする可能性もあります。
高い学費がパーになるわけですから勿体ないですよね!
そういう気持ちは当然湧くでしょうから草葉の陰でこっそり泣きます。
ただそれも考えたうえで「好きで」払ってあげているので怒ったり責めたりはしないです(多分)
もちろん親が投資気分で学費を出したとして、順調に就職できる場合もあります。
しかしそれも結婚したら親より家族優先になったり、子供が期待に応えてくれるとは限りません。
余るくらいの稼ぎがないと自分から親に仕送りしようなんて思わないんじゃないでしょうか?
そしてそれくらい稼げるようになる子はほんの一握りしかいない気がする…。
以上の理由から、同居してくれだの仕送りをよこせだの老後の面倒を見ろだのはアテにするべきではないと思います。
子供には子供の人生があることを忘れずにいたいですね。
親は子供に期待しすぎない、子供は親に頼りすぎない
親の子供に対する扶養義務は「基本義務教育」まで
親には子供が成人するまで養育の義務がありますが、義務教育は中学校までです。
今の時代は高校卒業までの学費は親が負担する家庭がほとんどだとは思いますが、いろんな事情があり親が出してあげられない場合は奨学金制度も準備されています。
大学に至っては奨学金を2人に1人が借りている時代です。
私立大学は言うまでもなく学費が高額ですし、比較的安い国公立大学も高校までの学費と比べたら雲泥の差です。
出してあげられるなら言うことはありませんが、無理をして払った結果子供に老後のお世話を期待するくらいなら奨学金制度等利用することをオススメします。
子供の親に対する扶養義務は「余力のある範囲」
実は子供にも親が毒親かどうかにかかわらず扶養義務はあります。
ただ前述のように結婚していたら家族(の意見)が最優先となります。
その時の生活状況に余力のある範囲で、親が生活に困窮していたら援助してあげればいいということになっています。
独身の場合でも余裕がなければ自分を犠牲にしてまで親の面倒を見ることはないので覚えておきましょう。
親子の縁は切れないからこそ無理のない関係で
と、ここまで毒親にならないための視点で記事を書いてきましたが…。
締めの段階にきて子供が自立したからはいサヨナラ、今後一切お互いに依存しない人生を♡というのもなんとなくさみしい気がしますよね。
あと散々親のすねをかじりまくった子供が、不測の事態等が起きて年老いた親がすごく困っているのに「余力ないから無理!」とバッサリだとしたら人としてムカつきますよね。
親は無理のない範囲で子供に尽くし、子供も自然に親孝行してくれるような関係が理想ですね。
それには親から子へ、愛情を押しつけがましくなく伝えられるかどうかにかかっている気がします。
私も自信はありませんが将来のハイリターン…いえ、末永くいい親子関係でいるためにこれからも
4人の子供たちを立派に巣立たせるのを目標に頑張らなくては !
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