台風も過ぎ去りすっかり秋、と思ったら受験生はもう冬期講習の受付が始まっています。
いえ、それどころか振込期限が迫っているみたいです!
我が家は本人から聞いたわけではなく予備校からのお便りで知ったため困っています。
ギリギリまで出さないということは、まさか受けないという選択肢も?(助かるけど)
夏期講習もそれなりに高いお金を払って受けましたが、直近の模試の結果も全然良くなかったし果たして効果があったのかどうか…。
お便りによれば次男の予約状況では費用は10万円ほどになる予定。
追い込みの時期なんだし、そんなにお金をかけなくてもひたすら志望校の過去問解いてた方が効果があると思いませんか?
そう思いつつ、大切な時期に安易に冬季講習を受けない判断をしてしまうのも怖いような…。
本当に冬期講習を受けずに後悔はないか、この記事を読んで再考していただければ幸いです。
目次
冬期講習のスケジュールと費用
受験生に正月はない!予備校の冬期講習の時間割とは
我が家の次男が通う予備校の場合ですが…。
12/8~1/9の期間、50分授業×3を4日間で1講座。
ちなみに通常の冬期講習は大晦日と元旦は休みなのですが、別に直前講習なるものがあります。
こちらはむしろ正月もがっつり勉強するスケジュールになっています。
冬期講習のお値段はいくら?講座を取れば取るほど高い仕組み
冬期講習の申込みは基本3講座~なのですが1講座あたりに換算すると22000円前後でしょうか。
受講生の平均は5講座で109000円とのことで、次男もこれくらいの準備が必要になります。
そんな簡単に出せる金額じゃないので早めに言ってほしいのに!
こういった講習費用は取ればとるほど高くなるわけで、「予備校も商売だから」なんて声が聞こえてきそうですね。
たださすがに予備校もお金目的に過剰に取らせようとすることはないでしょう。
そんなことをして生徒の学習体制を崩し、合否に影響するようなことになればお互い何もいいことはないからです。
信頼して相談しあえる関係も受験においては重要事項です。
不安な点があれば相談して、自分の納得いくスケジュールを組み立てましょう。
赤本を何回もやるのは効果的?効果的な使い方とは?
赤本(過去問題)をやることの重要性とは
赤本とは各大学の過去問題集のことです。
実際に過去に出された問題なので今の自分がどれくらい解けてどれくらい足りないのかを自覚でき、その後の対策を考えるうえで非常に有意義な勉強法だと思います。
入試問題は大学や学部によって出題形式や傾向がバラバラです。
癖の強い大学もありますので、そういった特徴的な問題にはまず慣れておくことが必要です。
とにかく基礎だけできているなら後はひたすら赤本を繰り返し解けばいいという人もいるくらい効果のある勉強方法なのです。
赤本は何年分くらいやれば安心か
一般的には滑り止めなら1冊(3年)、本命なら5年~と言われています。
何回も繰り返し、ほとんどミスすることないレベルまでできれば理想的ですね。
古い赤本はメルカリやラクマ等のネットオークションでも売買されています。
需要があるため綺麗に使って合格したら再度出品するなり買取サイトに出すなりすれば経済的♪
もちろん過去問がそのまま出るわけではありませんが、焼き直しと呼ばれる少し手を加えただけの問題が出題される可能性は大いにあります。
例えば数学なら数値だけを変えたような問題です。
それがたとえ一問でも、受験は1点が合否を分ける世界!
赤本を徹底的に解いていた人が圧倒的有利になることは言うまでもありません。
本番が迫ると焦りから何をやればいいか分からなくなるものです。
そんな時はがむしゃらに志望校の赤本を繰り返し解きましょう。
冬期講習が必要ないほどの受験勉強ができているかを再確認
赤本だけで冬期講習の内容を超えられる?
前述のように赤本を使いこなすのはとても大切です。
しかしこれは受験生なら当然知っている当たり前のことなのです。
もし志望校が自分の実力から考えてレベルの高いところなら赤本だけでは不十分かもしれません。
過去問を解いた手応えや間違えた問題の傾向をふまえ、残りの期間で更にレベルアップしてこそ合格を勝ち取れるものなのです。
予備校は受験のプロが集う場所で、合格するために必要なことしかしません。
その予備校が追い込みの一番大切な時期に意味のないことはしないはず!
冬期講習を取る、取らないは各自の自由なのですが、もし取らないのであれば現状全く不安がないと言えるほど勉強していなければいけないかと思います。
本命大学に合格するには本気で自分を律するべし
冬期講習を取らない代わりに死に物狂いで勉強する。
これがシンプルなようで難しいのは言うまでもありませんね。
それができる子たちが難関大学に合格できるわけですから(笑)
そう、大多数の生徒は結局冬期講習受講者よりも時間があるのに冬期講習受講者たちと変わらない程度の勉強量に留まります。
そして中途半端な受験とそれに伴った結果になる危険性が高いです。
我が家の次男も未だにスマホ触っている時間もありますし、遅くまで勉強していたかと思えば反動でぐっすり寝ていたり…。
とてもじゃないけど死に物狂いには程遠い状態なのです。
悩ましいところですが本人に受講する気があるなら、周囲の本気に触発されることも期待して申し込もうかとは思っています。
自宅学習でどれくらい真剣に取り組めそうかを考えると我が家は受講の方向です。
お子さんの意志や今までの様子も踏まえてよく考えてみてくださいね。
インフルエンザ予防接種等、受験生は体調管理を万全に
最後になりますが、この時期は冬期講習に参加するより自宅で勉強していた方が風邪をひいたりインフルエンザにならないような気もしますよね。
しかし自宅という快適な環境で生活していても、気の緩みから病気になることもあります。
予備校に通うことで適度な緊張感があったほうが病気にかかりにくいという意見もあります。
インフルエンザの予防接種もしておくに越したことはないですが、それでもかかってしまう場合もありますし神経質になりすぎないようにしましょう。
ちなみに次男は去年は「かからない」と宣言したため受けませんでした。
今年はどうしよう…。(今頃)
我が家は兄妹も多いので家が決して安全な場所でもありません。
(なるべく)美味しいご飯を作ってあげることと(なるべく)光熱費をケチらないことくらいしかできませんが、ベストな状態で受験に臨めるように応援したいと思います♪

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