いよいよ本格的な受験シーズンとなりました。
新型コロナウイルスにより大変な年となってしまいましたが、当ブログは受験生の皆様を全力で応援しています!
以前から羨ましく思っていましたが、都内在住の受験生には受験料が無料になる支援制度があります。
制度自体については皆さんご存じかもしれませんが、今年は新型コロナウイルスによる影響で減収になった世帯に特例措置もあるようですよ?
そちらについても触れながら解説していきたいと思います。
目次
東京都限定? 受験生チャレンジ支援貸付事業とは
対象は中学生と高校生で浪人生の再利用は不可
東京都が独自で行っている進学支援「受験生チャレンジ支援貸付制度」
貸付なら結局奨学金同様で借金かと思えますが、条件を満たせば返還不要になるため是非利用したい制度なのです。
まず対象者は当然ながら受験生。
中学3年生と高校3年生、またはこれに準ずる人が対象です。
具体的に言うと高等学校卒業程度認定試験合格者や定時制高校4年生も含まれます。
再チャレンジも幅広く応援してくれる感じが嬉しいですね♪
ただし1人の子供に対して複数年度に渡る利用はできないため、高校3年生で利用した場合は翌年浪人生として再度利用することはできません。
所得制限とコロナによる特例措置
予算には限りがあり、いかなる手当も所得が高い世帯にまで配られることはありません。
「受験生チャレンジ支援貸付制度」 では貯金などの資産が600万円以下、世帯収入が4人家族の場合3,864,000円以下などの制限があります。
低所得で有名な我が家にあてはめてみても少々厳しめな線引きなので誰でも利用できるわけではなさそうな印象です。
申請には原則として前年度の収入が分かる書類(課税証明書)が必要。
ただしコロナの影響により減収した世帯は本年度の収入により判断してくれるそうです。
会社員なら源泉徴収票、自営業者の場合は本人申告によるところになりますが、貸付を受けた後に収入要件を超過していた場合は一括返金させられますので注意してくださいね!
無料受験の条件と給付は最大いくらなのか
受験料だけでなく塾代も併用可能
気になる貸付額(給付額)は下記の表のようになります。
受験料と塾代は併用可能!
貸付対象 | 貸付限度額 | 貸付の範囲 |
---|---|---|
学習塾等受講料 | 20万円(上限) | 対象となる学習塾等の費用 |
受験料(中学3年生) | 2万7400円(上限) | 対象となる高等学校等の受験料 ※1度で4回分の受験料まで ※1回分の受験料の上限は23000円 |
受験料(高校3年生) | 8万円(上限) | 対象となる大学等の受験料 |
塾は通信で行うものも含まれますが残念ながら家庭教師は対象外となります。
受験料は高校受験に関していえば公立は安いですし、私立は3万円前後?
滑り止めで受けるだけなら少し足は出るにしても大丈夫そうですね。
大学受験は大きく足が出ることになりそうですが共通テスト集中型にするか手堅く私立2校くらいに絞るかの戦法で行けばおさまりそう?
塾も3年生だけ通えばいいってものでもないし、20万円では足りないケースがほとんどでしょうね。
それでもこれだけの額が無利子で貸付されるのであれば進学したい子供を応援することができます。
給付ならもっと助かりますがそれにはどんな条件が必要なのでしょうか?
貸付後入学すれば返還不要
はい、シンプルに入学すれば=合格すれば返還不要になるそうです(笑)
これは子供には頑張ってもらわなくては…!
収入条件もそれなりに厳しめではありますし、この制度を利用するご家庭はあまり家計に余裕がないはず。
うちの次男のようなチャレンジ受験ではなく確実に合格できそうな入試プランを描くタイプのお子さんに向いているような気がします(笑)
申し込み方法と注意点
申し込み先と申込期限
申し込みはお住いの区市町村窓口になります。
世帯の生活状況などのヒアリングにより対象者であるか確認されます。
申し込み期限は区市町村窓口によって異なるそうですが、おおむね1月下旬~2月中旬のようです。
早めに相談に行ってくださいね!
申し込み後の流れ
借入申込書と必要書類(住民票、課税証明書など)を区市町村窓口へ提出
↓
貸付実施機関(東京都社会福祉協議会)で審査後に結果通知(貸付決定の場合は借用書)郵送
↓
借用書に署名・押印(実印)して必要書類とともに区市町村窓口に提出
↓
2~3週間後に振り込み
流れは以上となりますが、資金使途の確認のため3月末までに領収書の提出が必要です。
提出先は区市町村窓口で、これを怠るとやはり一括返済しないといけなくなりますので大切に保管しておいてくださいね!
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