我が家の息子たちは大学の推薦合格には縁がありませんでした。
早めに合格が決まった子は卒業まで羽を伸ばせてうらやましい!
でもこの時期に大学推薦合格したことで困っている声もあるようです…。
それはズバリお金の工面。
どうやら大学推薦合格すると入学金の振り込みが待ったなしなんだとか?
我が家は縁がなかったので分かりませんけども~(自虐)
しかし貧乏人は全て仲間。
ここは推薦合格した気分になって対処法を一緒に考えてみました。
お金がないから大学の推薦合格を辞退だなんて悲劇は絶対避けなければいけません。
どなたか困っている方の参考になれば幸いです。
目次
学資保険満期金も大学推薦合格の入学金には間に合わない?
学資保険満期金の受け取り時期
学資保険は加入時に受取開始年齢を選択することができます。
大学資金を溜める目的の人がほとんどのため、「17歳」または「18歳」のどちらかを選ぶ人が多いです。
早生まれの子が18歳満期を選ぶと推薦合格じゃなくても入学金手続きに間に合わない場合が考えられますね。
確実に受け取るには17歳満期にしておくのが無難です。
推薦合格の場合は18歳満期でも誕生日が9月~10月くらいまでであれば間に合うと考えられます。
いずれにせよ受け取り時期をよく考えて契約しましょう。
学資保険に加入していれば契約者貸付金を利用できる
学資保険加入時に子供が大学に推薦合格する未来はもちろん確定していません。
そのため予想外で間に合わないケースも当然あります。
しかし学資保険に加入していれば最悪契約者貸付金を利用できます。
今まで払い込んだ分から低金利でお金を貸してもらえるありがたい制度で我が家が何度も使い込んでるやつですね。
これがあればせっかく大学推薦合格したのに辞退するような悲劇は確実に避けられます。
多額に借りるならそのまま解約しちゃってもいいのですが元本割れするようなら勿体ないですね。
例えば冬のボーナス等で工面できる目途があるならすぐに返済すれば利息もほとんどかかりません。
継続して従来の満期時期に受け取るなど損の少ないようにしましょう。
推薦にしろ一般入試にしろ大学進学するなら入学時に最低100万円くらいは必要です。
奨学金を借りるつもりでも入学手続きには間に合いません。
貯金できる自信がないご家庭には是非加入を検討してもらいたいです。
大学推薦合格入学金がない時は金利の低いところから借りる
身内を頼る
借金で生活がにっちもさっちもいかなくなるのは全て金利のせいです。
金利さえ考えなければ返済が長期化しても借りたお金の額は増えません。
こつこつ地道に返済していけばいつか完済できるはずです。
祖父や祖母、親戚など一時的に貸してくれる身内はいませんか?
子供の進路がかかっているので頭を下げてお願いしてみましょう。
金利がかからないで済むだけでなく即金で借りられるのが何よりのメリットです。
もちろん並行して低金利で借りられるところを探し、融資されたら身内優先で返済してくださいね。
向こうから返済はいつでもいいと言われたなら別ですが、お金で迷惑をかけて縁が切れるのもまた悲しいことです。
市の貸付事業
身内以外で無利子で貸してくれそうなところといえば自治体。
主に低所得の家庭向けですが離職や家庭の急変による場合も対象になります。
金額や返済期間は自治体によりますし、ここでは漠然とした紹介しかできません。
市のHPや福祉事務所のHPをくまなく見て相談してくださいね。
ただ無利子(もしくは低金利)で貸してくれるのはありがたいですが、こういった制度はたいてい審査が厳しく時間がかかるものです。
最低でも必要な時期の2か月前くらいには動き出していたいです。
それに子供を連れて窓口に行かないとダメだったり、生活状況のチェックで職員が自宅を訪問する場合もあります。
お金を借りるということは大変なことなのです…。
大学推薦合格の入学金は教育ローンで工面して早めに返済
国の教育ローン
次におすすめなのは我が家も愛用(?)の国の教育ローンです。
何しろ奨学金の次に金利が安く、本格的な返済は子供が大学を卒業するまで待ってもらえます。
※在学中は利息部分のみ返済することになります
でも入学して奨学金を借りるのであれば繰り上げ返済したほうがいいですね。
低金利とはいえ余計なお金は払わない。
貧乏人仲間には覚えておいてもらいたい言葉です。
そして国の教育ローンも比較的融資が早いとはいえ経験上最低1か月はかかると思われます。
間に合うかどうか怪しい場合は大学に少し待ってもらえないか相談してください。
どうしても無理な場合は金利が高くても一旦他のところで工面して、国の教育ローンの融資がおりたらそのお金で一括返済するのがベストかと思います。
地元銀行の教育ローンやカードローン
じゃあ他のところってどこ?と言われると銀行やカード会社になります。
銀行は地元の信用組合とか、地域に密着したところの方が金利が低かったり何かしら優遇がありそうです。
審査にかかる時間は銀行によって違いますのでとにかく相談してみましょう。
時間優先で考えればカードローンの方が早いかもしれません。
イメージが良くないかもしれませんが昔と違って違法な金利を取られることはないです。
大学によっては提携しているクレジットカード会社があり、審査が通れば貸付も早いそうです。
最近は授業料をクレジットカード支払いできる大学も増えています。
提携カードであれば手数料が無料などのメリットもありますよ。
HPには書かれていないかもしれませんので気になる方は大学に相談してみてください。
安易にカードローンを勧めたくはないのですが、頼れる身内がいなくて時間的に間に合いそうにないなら他に方法が思い浮かびません。
最後の手段として検討してみてください。
お金がない理由で大学推薦合格を辞退した後の行動
まずは高校に謝罪
大学推薦入試は公募制推薦と指定校推薦の二種類があります。
指定校推薦の場合は大学から選ばれた高校のみ、決められた枠の生徒しか受験できません。
そのため辞退すると翌年から選ばれなかったり枠を減らされるなどの悪影響が懸念されます。
公募制推薦は大学側の出願基準を満たしていれば誰でも出願できるため、一般入試とあまり変わらないと言われています。
しかし公募推薦も学校長が責任を持って推薦しており、合格すれば入学を確約できる者という条件があるのです。
お金がないという理由なのでしょうがないのですが、高校や大学に迷惑がかかるのは事実です。
私は親も一緒に謝罪に行くべきではないかと思います。
一般入試でも進学できないなら就職か浪人して貯金
問題は大学推薦合格の入学手続きに間に合わなかったお金が春には間に合うのかどうかですね。
もし根本的にお金がない、準備できない家庭なら大学進学自体を諦める話にもなります。
しつこいようですが大学進学するには最低100万円くらいは必要!(2回目)
手段は何でも構いませんが我が家みたいに余裕のないご家庭は強制的に貯められる学資保険がおすすめです。
奨学金はあくまで入学後ですから間に合わないことを覚えておいてください。
お金のことは親がどうにかしてくれなければ子供には重い問題かと思います。
しかし優秀な学生がお金を理由に進学の道が閉ざされてしまうのは非常に勿体ない!
最悪浪人してバイト代で入学費用を溜めると言う方法もあります。
大変なことかとは思いますが高卒と大卒では生涯年収にも違いが出てきます。
若いうちの苦労はいずれ実を結ぶはずです。
簡単には諦めないでくださいね。
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?