小・中学校のみならず大学も休校になり、何か重要なお知らせが出ていないか子供の代わりにHPに目を光らせる檸檬(@mamalemonbomb)です。
特に奨学金の手続きなど必要な方は気を付けてくださいね!
そしてガイダンスなどもオンラインでやる大学が多そうなので案内を見落とすことのないようにしてください。
それはそうと5月のGW明けまで休校ということは、まるっと1か月大学に通う機会を奪われているということですよね?
しかも既に授業開始が6月以降と発表されている私立大学もあるらしいし、コロナウイルスの感染拡大状況次第ではまだ伸びる可能性も…。
学力低下も心配ですが、大学生の授業料はかなり高額なのも気がかりです。
このまま授業がオンライン化してしまったら当然減額やら返金やら何かしらの措置はしていただけないと困りますね。
そう、今すぐ解決しなくてもいいのですが大事な問題であることに変わりはありません!
気になるので現時点での情報や思いをまとめてみました。
コロナ自粛で暇な方は軽く読んでいってください♪
目次
オンライン授業を受けるのに必要な金銭的負担
学生側はネット環境の準備
オンライン授業を受けるためには当然ネット環境が必要です。
今どきの大学生は一人一台パソコンを持っていそうなイメージですが、必ずしもそうだとは限りません。
理系の次男はノートパソコン購入が必須でしたが、文系の長男は家の(ボロい)デスクトップPCでなんとかごまかしてきましたし…。
それでも家にある場合はいいですが、一人暮らしを始める学生さんだと購入費用やWi-Fi環境を整えるのにお金がかかりそうですね。
タブレットやスマホでも受けられないことはないですが、できることならPCの方が画面も見やすくて適していると思います。
あと考えられることとしては、授業内で発言が求められる場合にはマイクつきイヤホンなども必要になるかもしれません。
先日の記事でも触れたように、大学側もネット環境が整っていない学生向けに構内に安心して受講できるようなスペースの設置を検討してくれています。
しかし電車を利用する学生さんにとっては通学自体も危険なんですよね…。
今後の状況にもよりますが、ネット環境にかかる初期費用はある程度覚悟しておいた方がいいかもしれません。
オンライン授業の受け方
オンライン授業には大きく分けてリアルタイムの講義と収録済みのオンデマンドという形に分かれるかと思います。
リアルタイムであれば質問や学生同士の議論もできますし授業を受けている実感がありますね。
デメリットとしては視聴人数が多くなると通信環境が悪くなってしまったり、リアルタイムゆえ授業がスムーズに進まない時はイライラするかもしれません。
あと思いもよらない呟きなんかがマイク機能で拾われちゃったりしたら…!
オンデマンドであれば好きな時間に授業を受けることができるので言うまでもなく便利ですね♪
リアルタイムのように質問はできませんが、不明なところは映像を停止して考え直すというように柔軟な対応は可能です。
ただやる気がないと視聴を忘れたりダラダラ見るだけ、んてことにならないとも言い切れません。
個人的にはオンデマンドは通信教育に似ている=すなわち我が家の子供たちには不向きに思えてなりません。
やはりできることなら普通に授業を受けたいですよね…。
授業料の減額や金銭的支援は?
オンライン授業が続くなら学費は見直しがあるべき
このままコロナウイルス対策での外出自粛が長引けば大学は上記のようなオンライン授業という対応になると思います。
当然ある程度の学費を払うのは仕方がないと思いますが、その中には施設利用料といった費目も含まれているはず。
通学できないと言うことは施設も利用していないわけですから、この部分はいくらか返金してもらいたいですよね!
オンライン授業にしても準備に時間がかかり始まるのが遅い大学もありますし、通常の講義と比べたら内容や回数も満足いくものにはならないと思います。
特に実習が実施される学部では学費も高くなりがちですが、それに見合ったものを学べるかといえば難しいでしょう。
せっかく受験勉強を頑張って、志高く入学したのに今年の新入生は不憫で仕方ありません…。
一部の大学では授業料減免を求めた署名活動も
先にオンライン授業を行っている海外では上記のような理由で授業料引き下げを主張する動きが出てきています。
しかし日本は現時点では5月の大型連休が明けたら状況が多少落ち着いて授業が再開できるのではないかという希望を持っています。
そのため今はまだその議論をする段階ではないのでは…と思っていましたが、既に早稲田大学と慶応義塾大学の学生が学費減額を求める署名活動を始めているそうです。
やはり両校ともにキャンパスへの立ち入り禁止、自粛期間が明けてもしばらくはオンライン授業が決定しているようです。
訴えとしては前述のように図書館や食堂など様々な施設も使用できないこと、授業の質も違うのに例年通りの学費を納入することは受け入れがたいこと等、納得いく意見だと思われます。
更には感染拡大防止のための自粛に伴う経済活動の変化でバイトもできず収入がなくなったり減少した学生も多いのです。
納入期限くらいは待ってもらえるにしても、できれば学費を減免してもらえたらそちらのほうが助かりますよね。
早速うちの兄弟の大学も何か対応がないものか調べてみようと思います!
大学により対応がバラバラで今後の授業料免除はどうなる
全学生に給付金を出す神対応の大学も登場
このような大学生の学費返還について社会学者の古市憲寿さんなど有名な方も賛同する中、つい先日明治学院大学が全学生に5万円を支給すると発表しました。
ただしこれはオンライン環境の整備に必要な経費負担を軽減してもらうための緊急支援ということです。
同大学ではオンライン授業でも例年と変わらない質とレベルを保つことを第一に考えていて、現時点では授業料や施設費の返還や減額は考えていないそうです。
他にも同じ趣旨で岡山県にある就実大学も3万円相当の普通為替証書を5月上旬までに郵送すると発表。
この二校に続く形で山梨英和大学は全学生に対して5万円、埼玉県の獨協大学は「2020年度獨協大学遠隔授業支援特別奨学金」として10万円を給付すると発表がありました。
現段階ではあくまでオンライン授業を強いることへの準備金といった感じですが学生のことを考えた対応には嬉しくなりますね。
一部だけでなく全大学に広まってくれたらいいのですが…。
対応に追われ苦労する大学側
本来大学の学則には授業料は返還しない旨の明記がされていることが多いと思います。
学生側の心情も最もですが大学もおそらく初の試みであろうオンライン授業の導入に四苦八苦しています。
教員側も大変なのに授業料の返還を求められても困るのも分かります。
そもそもこのような事態になった原因はウイルスで誰かが悪いわけではありません。
登校できずにオンライン授業の流れになるのも学生や教職員の命を守るために適切なことも分かっています。
できることならお金うんぬんより事態が収束して安心して大学に通えるようになってくれるのが一番いいのですが…。
個人的には登校自粛が半年~1年と長引けばいくらかは授業料の減額、もしくは年度末に返金という流れになりそうかとは思います。
とにかく命、健康より大切なものはないので引き続き自粛の日々をしばし辛抱しつつ乗り切りましょうね!
オンラインはうちの子には向いてないと言いましたが本来大学生に限らず勉強はやる気さえあれば家でもできるはずなのです。
なるべくお金をかけたくない場合は市販の問題集でも構いません。
これだけ退屈な毎日を過ごしていると子供の方から勉強でもしようかな、なんて気になってくれたらいいんですけど♡

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