そろそろ浪人生・次男の予備校での三者面談が近づいてきた 檸檬(@mamalemonbomb)です。
正確に言うともう行われていてもいい時期なのですが、希望日時だったり現時点での希望大学等を記載するベースとなる書類を提出していないため我が家は遅れている状態です(怒)
この三者面談でいよいよ受験する大学を絞るわけですが、その数は人さまざま。
去年の受験料は合計で大体20万円ほどでした。
我が家にはこれでも大金ですが、30~50万円かかったという声をよく聞くので平均は30万円くらいになるかと思います。
今日は受験料に差が出る理由を具体例を挙げながら解説します。
目次
センター試験→国公立大学の場合の受験料
センター試験の受験料
センター試験は3教科以上受験で18000円、2教科以下12000円です。
(2教科受験できる大学は数が少ないです)
成績通知を希望する場合はプラス800円かかります。
ちなみに支払い時期は10月上旬で今年はもう終了しています。
センター試験利用で私立大学を受験する場合は上記の受験料にプラス18000円かかります。(1校につき)
3教科受験で3校受ける場合は18000+(18000×3)=72000円ですね。
これだけでも高いのですが私立大学が第一希望の場合は本番はこの後の一般受験!
その受験料に比べたらセンター利用の方が断然安いため、ここでケチらず必ず滑り止めを確保できるよう余裕を持って受けてもいいのかなと思います。
国公立大学の二次試験の受験料
うちの子たちは受けたことがないので調べました(笑)
国公立大学の二次試験の受験料は17000円です。
前期と後期受けたら34000円ですね。
国公立大学は最大3校(3回)受験できますが中期日程のある大学は少ないです。
スムーズにいけばセンター試験と前期のみ18000+17000=35000円で済むのかな?
でも多くの場合センター試験で滑り止めの私立大学を確保すると思いますので、18000×受ける私立大学数がプラスでかかると思われます。
ここまでならさほど問題ないですが、更に私立大学を一般受験でも受ける場合はどんどん高額になっていきますよ…。
私立大学受験料は日程次第でかなり高額になる場合も
一般受験の受験料はセンター試験の倍ほど高い
私立大学受験料は35000円のところが多いので×受けたい数になります。
同じ大学で違う学部を受ける場合などはA学部が35000円、B学部が20000円というように割引がある場合もあります。
私立大学は日程さえ違えばC学部やD学部も…と希望するだけ受けられますが、どんどん安くなるわけではありません。
大学名にこだわらず「自分のやりたいことが学べるかどうか」を考えて欲しいと思います。
前期・中期・後期のみならず私立大学にはAやらCやら訳の分からないアルファベットの日程が数多く準備されています。
もちろん受験日が重ならなければ各大学を受験し放題!
私立大学は受験料集めのために私たちにたくさんのチャンスをくれるのです。
下手な鉄砲数うちゃ当たると言いますし、大学受験はあくまで本番勝負なので不安からたくさん受験したくなるものです。
実際模試がずっとA判定でも「模試はあくまで模試」ですし、倍率や問題との相性で不合格になることもありますからね…。
かといってお金は無限にあるわけでもないし、受験は気力も体力も必要なので手を広げすぎても疲弊します。
その子に合った受験校選びが必要になるため、この時期高校や予備校の面談は有効に活用すべきなのです。
親子間で話し合いがきちんとなされていて、希望しなければ本人のみでも構わないのですが我が家は普段話しかけても会話にならないので何が何でも参加しようと思っています(笑)
目標校・実力相応校・滑り止めのバランス
これは先日の保護者会でもらった資料の抜粋です。
うちの次男は去年は理想が高く安全校をおざなりにした逆三角形でした。
滑り止めは一校のみ(但し2学部)でA判定もらえたこともありましたが偏差値にすごく余裕があるわけでもなかったので正直不安もありました。
長男も滑り止めは一校しか受けませんでしたが最初からずっとA判定で偏差値的にも10くらい余裕のある大学だったんですよね。
合格したから良かったものの、定員が10数人の学部に400人が受験するような倍率です。
もちろん国公立や他の私立大学にたくさんの人が流れるためかなり多めに合格するのですが、この時は私も初めての経験でよく分かっていなかったのもあって結果が出るまでは生きた心地がしなかったです(笑)
今年は次男にもまずセンター試験でいい結果を出して勢いをつけさせたいのですが本人が拒否したら意味がないし…。
前述のように「模試はあくまで模試」なので逆パターンのE判定だったのに合格することもあり得るのが受験の世界。
最悪のことばかり考えて目標を下げさせる親にもなりたくないし難しいですね。
国公立・私立大学パターン別受験料の比較
文章のみだと分かりづらいと思いますので私独自の目線でパターン別に具体例を挙げてみますね!
基本的に優秀な子ほど逆三角形で受験料自体はさほどかからないかと思います。
前提として国公立も私立大学もセンター試験は3教科以上受験することと仮定しています。
国公立希望
センター試験で私立大学3校滑り止め確保
18000+18000×3=72000
二次試験前期・後期
17000×2=34000
合計106000円
抑えの私立大学は受かったら嬉しいところ・多分受かるとこ・確実に受かるとこ3つあればいいかと思ったのですが、国公立一本の人は不要かもしれません。
逆にダメなら私立でも全然構わないって場合はセンターで5つも6つも偏差値の高い大学に出願すると思いますのでその分受験料は増えます。
国公立大学は合格発表が遅いので私立大学を確保したうえで国公立が合格すると私立大学の入学金25~30万円くらいが捨て金になる可能性が高いので注意してください。
まあ国公立大学なら授業料が抑えられるからいいのかもしれませんが…。
私立大学(逆三角形)
センター試験で私立大学2校滑り止め確保
18000+18000×2=54000
センター出願は同じ大学でA学部とB学部に出す場合受験料は18000円のみで良かったりもするので、確実なところ2校に出せば充分かなと思いました。
実力相応も2校
35000×2=70000
チャレンジは3校
35000×3=105000
合計229000円
滑り止めは確保するものとしたら実力相応も2校あれば充分?
チャレンジをたくさんしたいところですが日程が許さない場合が多いので3~4校かなと思いました。
私立大学(三角形)
センター試験で私立大学4校滑り止め確保
18000+18000×4=90000
確保、とは書いていますが4校出願でも全滅の場合があることをお忘れなく…。
実際今年のセンター試験は平均点が大幅UPした影響か残念な結果になってしまった場合が多かったのです。
やっぱり5~6くらい出願してもいいかな…?とか、不安に思い出したらキリがないんですけどね(笑)
実力相応3校
35000×3=105000
チャレンジ2校
35000×2=70000
合計265000円
全ての私立大学が35000円というわけではありませんし、受ける数によって金額は変わりますので参考程度にご覧ください。
他に願書を送付するのに速達簡易書留代金だったり、受験料の振込手数料やクレジットカード支払いの場合は支払手数料、受験の交通費に昼食代…。
一つ一つは細かい金額ですが最後にまとめてみたら地味に痛い金額になると思います。
受験はとにかくお金がかかります…。
中期・後期日程までもつれ込んだ場合
前期で合格できず、浪人も無理な場合は中期・後期日程で出願できる大学に挑むことになります。
前期に比べて定員がかなり少ないため、不安も煽られ片っ端から出願することになると受験料も跳ね上がってしまいますね。
三角形のケースで中期と後期2校(学部)ずつ受けたら265000円+35000×4=405000円!
受験料だけで50万というのもあながちあり得るの伝わりましたでしょうか?
ちなみに次男がセンターで失敗した大学も中期・後期共に出願は間に合いました。
定員は少ないものの受験者は前期失敗した者同士なわけで、可能性は十分あると思ったのですが本人の意思を尊重して断念。
今から思えばあの時は貧乏家庭なのに70000円くらいなら、って思ってしまっていました。
でも確実に合格するわけでもないのに無駄になっちゃったらすごく勿体ない金額ですよね?
受験の最中は既に高額な出費をしてしまっていることもあり、親も冷静な判断ができなくなります。
今から何校受けるのか、いくらまで出せるのかはよく考えておいた方がいいですよ!
試験日程と受験料の注意点
受験日は連続しても最大3日まで
メインは定員数が多い前期日程なのですが、都内にはたくさんの私立大学があります。
どうしても試験日が2月上旬~中旬に集中するため連続ならまだしもカブらないだけでも儲けものだったりします。
重なっちゃうとどちらかしか受けられないですもんね!
予備校ではやむを得なければ3日連続までと言っていましたが、たしかに長男も3日連続の1日空けてまた試験という厳しい日程を余儀なくされました。
結果一般受験で合格したのは初日の第一希望の大学のみです。
後は疲れちゃったんでしょうね(笑)
長男はたまたま合格しましたが、本当は第一希望の大学は初日に受験しない方がいいみたいです。
現役生はもちろん、浪人生も久しぶりの真剣勝負に緊張して実力が出せないことがあるため余裕のありそうな大学で慣らしてからの方がいいとのこと。
でもほんとそんなに都合よく組めないんですけどね…。
受験料支払い時期と返金は可能?
多くの私立大学で前期日程の振込は年明けから始まります。
大学受験料もネットでクレジットカード決済が可能になりましたので、ギリギリでも間に合うとはいえ余裕をもって振り込みましょう。
基本的に一度納付した受験料はいかなる理由があっても返金はされません。
二重に支払ってしまった場合などは例外として返金してもらえる可能性がありますが、受験要項をよく読んでも分からない場合は問い合わせしてみてくださいね。
たとえインフルエンザでも体調不良等の自己責任によるものは不可のはずです。
受験とは何もかもシビアなのです…。
次男も昨年やはり日程が3日連続になってしまい、最終日の本命に懸けるため中日の大学をドタキャンするという親泣かせのことをしでかしてくれました。
気持ちは分かるけど35000円ドブに捨てたわけです。
こういうこともあるので日程の組み方はとっても大事!
我が家も早く親子でしっかり話し合ったのち三者面談を受けたいものです…。
膨大な教育費を少しでも減らすべく
あなたも在宅で副収入を稼いでみませんか?